「クラシックカーの魅力を伝えたい」若い世代による初のイベント｜オールズミート 2019 in 兵庫 三木 vol.2

当初は6月30日の予定だったが、大雨により延期となり、2019年は9月29日に開催となった「オールズミート」。兵庫県三木市に集まるネオクラシックカーイベントで、国産、輸入車の旧車から懐かしの名車まで、さまざまなクルマを約300台展示された。

【オールズミート 2019 in 兵庫 三木 vol.2】

会場となったかじやの里メッセみき。その駐車場をエントリー車の展示スペースとし、ホール内には雑貨マーケットや休憩スペース、ステージ、DJブース、特別展示のクルマなどが並べられ、初開催にしてはかなり大規模なイベントだと思われる。

参加車両は、国産車よりやや輸入車が多いくらいの割合で、どちらかというと、乗って楽しんでいるようなクルマが多く集まっていた。また、ズラッと並んだ出展ブースや来場者からも、なんとなく西海岸のイベントのような雰囲気が感じられた。

天候にも恵まれ、初開催ながら大盛況だったオールズミート。西日本の旧車シーンを盛り上げるものとなった。

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【前編】を読む









>> 85年式フェラーリ3.8GTB QV
レストアで美しくよみがえった308GTB QV。純正はインジェクション仕様だが、ウエーバーDCNF40のキャブ仕様に変更。インマニはキャブに合わせてワンオフしたトミタク仕様だ。
ホイールは初期のカンパマグで、14インチのワイドタイプ。
















>> 68年式アルファロメオGT 1300 Jr
ボディ、エンジン、ミッションなど、フルレストアを行った1300ジュニア。ところが、完成直後に悪夢の大雨により水没。チームトミタクのレスキューによって、見事に復活したそうだ。エンジンはハイカム入りで、OS技研のLSDが組み込まれている。














>> 73年式カローラ レビン
30年あまり所有しているTE27は、フォグランプが迫力アリ。「走行会でいちびって回しすぎて圧縮ヌケ。しかたなく友人のダルマに載せていた1750㏄仕様を載せました」とオーナー。排気系はフジツボ製のタコ足+マフラーを装着。ホイールはハヤシレーシングの14インチ。













>> 68年式トヨタ スポーツ800
VOL.018の空冷エンジンチューンド特集で紹介したヨタハチ。外観はホイールが変更されているが、注目はエンジン。空冷水平対向2気筒エンジンに、ポルシェ911（2ℓ）のウエーバー・トリプルチョークキャブを流用。ちゃんと3個とも吸気しているそうだ。













>> 81年式ジェミニZZ/T
アクエリアス製のフルカウンタークランクにイーグル製コンロッド、CP製ピストンに280度カムを組み込む。キャブはOER45φ、エキゾーストはアクエリアス製のワンオフタコ足で約180psを発揮。ブレーキはAPの4ポットを装着する。













>> 82年式ジェミニZZ/R
117クーペのG200型用φ87.5㎜ピストンを組み込んだG180型改2ℓユニットを搭載。カムはノーマルだが、バルタイをアクエリアスで調整してもらい絶好調。ホイールはワークのエクイップ40を履く。















>> レディースオーナーが大集合！
自慢の愛車で集合したレディースオーナー。集まってもらってありがとう！

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【前編】を読む

2019年9月29日／兵庫県三木市・かじやの里メッセみき　
主催：Ollds Meet実行委員会　https://olldsmeet.amebaownd.com/

初出：ノスタルジックスピード 2020年 2月号 vol.23
（記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです）

オールズミート 2019 in 兵庫 三木（全2記事）

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