SR20DET、KA24DE、13Bターボ……エンジンスワップされたブルーバード510も勢揃い|第15回 ジャパニーズ・ クラシック・カー・ショー【2】

SR20DET型を搭載した510ブルも!


 近年は日本から参加してブースを出展するベンダーの数も増加中。それによって日米の交流が図られ、旧車文化がさらなる熟成を進める土壌も広がりつつあるように思う。
 また、JCCSのギャラリーを特徴づけるのは、ファミリー層の多さ。何世代にもわたってクルマ好きの遺伝子が受け継がれ、子どもたちがうれしそうに日本製の旧車を見て回っている光景が印象的だった。彼ら彼女らにとっては、JCCSの会場で見かける80〜90年代のクルマも立派な旧車。それらのクルマにあこがれを抱き、大人へと成長していけば、きっと次代の旧車文化をけん引していってくれるに違いない。

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72年式│ダットサン510 4ドアセダン





>> 72年式│ダットサン510 4ドアセダン
東名パワードの鍛造ピストンやポンカムを備えたSR20DET型へと換装。ギャレットのGTX3071Rを備え、容量を拡大したインジェクションシステムはMicro Tech EFIで制御されている。ホイールはワークのEquip 40を履く。


71年式│ダットサン510 2ドアセダン

エンジンをロータリーの13B型ターボに換装した510の2ドアセダン。ターボまわりはギャレットのタービン、HKSのウエイストゲート、TiALのブローオフバルブを使用。TSRファブリケーションでワンオフメイドされたフロントサス、スバルWRX STIのR180ファイナル4.11 LSDなども採用する。

>> 71年式│ダットサン510 2ドアセダン
エンジンをロータリーの13B型ターボに換装した510の2ドアセダン。ターボまわりはギャレットのタービン、HKSのウエイストゲート、TiALのブローオフバルブを使用。TSRファブリケーションでワンオフメイドされたフロントサス、スバルWRX STIのR180ファイナル4.11 LSDなども採用する。


スターロードのブースでは、新開発のS30Z用完全等長エキゾーストマニホールドが展示された。オリジナルホイールのグロースターを履いたダットサン280Zとともにメイド・イン・ジャパンの性能とクオリティーの高さをアピール。



>> スターロードのブースでは、新開発のS30Z用完全等長エキゾーストマニホールドが展示された。オリジナルホイールのグロースターを履いたダットサン280Zとともにメイド・イン・ジャパンの性能とクオリティーの高さをアピール。


71年式│ダットサン510 4ドアセダン

SR20DET型にギャレットG25-550を備え、グレッディのインテークやHKSのチタンマフラーなどで吸排気系も強化。3インチダウンパイプやラジエーターはTSRファブリケーションのワンオフメイド。最高出力は410psを実現している。

>> 71年式│ダットサン510 4ドアセダン
SR20DET型にギャレットG25-550を備え、グレッディのインテークやHKSのチタンマフラーなどで吸排気系も強化。3インチダウンパイプやラジエーターはTSRファブリケーションのワンオフメイド。最高出力は410psを実現している。



第15回 ジャパニーズ・ クラシック・カー・ショー 2019年9月21日 カリフォルニア州ロングビーチ



【3】に続く



初出:ノスタルジックスピード 2020年 2月号 vol.23
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

第15回 ジャパニーズ・ クラシック・カー・ショー(全3記事)

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TEXT : HIDEO KOBAYASHI/小林秀雄  PHOTO : AKIO HIRANO/平野 陽

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