フェアレディZにスカイライン、ブルーバード……21台を紹介! アメリカでも日本製クラシックカーがアツい!|第15回 ジャパニーズ・ クラシック・カー・ショー【1】

       

 記念すべき15回目を迎えた西海岸ニッポン旧車集会ことJCCS(ジャパニーズ・クラシック・カー・ショー)。今年も例年通り9月にカリフォルニア州ロングビーチにあるマリーナグリーンパークで開催された。
 同会場に移転してから2年目となる今回は、参加する人もクルマも大幅に増加。出展できるクルマの年式が95年まで拡大されたこともあり、さらにバラエティに富んだモデルが参加するようになった。参加登録された車両は合計約500台、入場者数は約1万人を超えたという。
 また、今年はフェアレディZ(ダットサン240Z)の生誕50周年、マツダ・ロードスター(MX-5 ミアータ)の生誕30周年なども重なり、それらは特に多くの車両が参加。スペシャルゲストとしてBRE創設者のピート・ブロックさんや、初代ロードスターのデザインを担当したトム・マタノさんなどが招かれ、サイン会も開催されていた。

>> 【画像40枚】ロータリー510ブルや、K20A型搭載のシビックなど、アメリカ西海海岸に集まった日本製のクラシックカーたちから21台をピックアップして紹介









72年式│ダットサン240Z

シボレーのLS1型V8に換装し、ボディーをキャンディレッドで塗装されたアメリカンな1台。CH Racing製のコイルオーバーと調整式コントロールアームを備え、ワイドボディを適度にローダウンさせている。カスタムのワイヤリングハーネスや電動ファン付きアルミラジエーターの取り回しもキレイにまとまっている。

>> 72年式│ダットサン240Z
シボレーのLS1型V8に換装し、ボディーをキャンディレッドで塗装されたアメリカンな1台。CH Racing製のコイルオーバーと調整式コントロールアームを備え、ワイドボディを適度にローダウンさせている。カスタムのワイヤリングハーネスや電動ファン付きアルミラジエーターの取り回しもキレイにまとまっている。



70年式│ダットサン240Z

レストアを主眼に置きつつ、適度なモディファイも加えた貴重な70年式240Z。71年式まで採用されたビッグバルブ&高圧縮(9.0:1)のE31ヘッドを継承しているのが自慢のひとつ。ミクニ製ソレックス44PHHキャブレターも装備。

>> 70年式│ダットサン240Z
レストアを主眼に置きつつ、適度なモディファイも加えた貴重な70年式240Z。71年式まで採用されたビッグバルブ&高圧縮(9.0:1)のE31ヘッドを継承しているのが自慢のひとつ。ミクニ製ソレックス44PHHキャブレターも装備。



72年式│ダットサン240Z

エンジンをL28型インジェクションターボに換装したフルレストモッド仕様。ポリッシュされたインマニやクロームのヘッドカバーなど、ホットロッドな雰囲気も伝わってくる。フロントバンパーとオーバーフェンダーはカーボン製。

>> 72年式│ダットサン240Z
エンジンをL28型インジェクションターボに換装したフルレストモッド仕様。ポリッシュされたインマニやクロームのヘッドカバーなど、ホットロッドな雰囲気も伝わってくる。フロントバンパーとオーバーフェンダーはカーボン製。


73年式│ダットサン240Z

シボレーの383CI(約6.27ℓ)V8スモールブロックに換装し、Vortec製スーパーチャージャーも搭載。トランスミッションはTremec製T56の6速で、R200デフ、Wilwoodの四輪ディスクブレーキなども備えるロードレーサー仕様だ。

>> 73年式│ダットサン240Z
シボレーの383CI(約6.27ℓ)V8スモールブロックに換装し、Vortec製スーパーチャージャーも搭載。トランスミッションはTremec製T56の6速で、R200デフ、Wilwoodの四輪ディスクブレーキなども備えるロードレーサー仕様だ。



第15回 ジャパニーズ・ クラシック・カー・ショー 2019年9月21日 カリフォルニア州ロングビーチ



【2】に続く



初出:ノスタルジックスピード 2020年 2月号 vol.23
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

第15回 ジャパニーズ・ クラシック・カー・ショー(全3記事)

関連記事:日産

TEXT : HIDEO KOBAYASHI/小林秀雄  PHOTO : AKIO HIRANO/平野 陽

RECOMMENDED

RELATED

RANKING