子供時代に「道路で見かけたクルマ」が集まる、恒例の人気イベント!門司港ネオクラシックカーフェスティバル2017|イベントリポート

門司港ネオクラシックカーフェスティバル2017の様子

       
【イベントリポート 門司港ネオクラシックカーフェスティバル2017】

 2017年で迎えて第9回目を数えるなど、地元ではすっかり春の恒例のイベントとなった、門司港ネオクラシックカーフェスティバル。天候は2016年に続き文句ナシの晴天に恵まれ、昭和の風景が再現された会場の北九州・門司港レトロ地区には昭和51年から平成元年というレギュレーションのもと、ハチマル世代をメインに140台ものエントリー車両が集結した。例年のメーン広場に加え、隣接の国際友好記念図書館前を「マツダ車ゾーン」として活用するなど、展示手法にも工夫が凝らされていた。
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 高価なコレクターズモデルでも前衛的なスーパーカーでもない、日常の何気ない風景の中で接したクルマたちとの再会と、そこから広がるさまざまな思い出話の共有。そんな世代や性別をも超えた気さくな交流の姿こそが、このイベントの真骨頂。「あのカローラ、小学校の先生が乗ってたよね」、「いやいや、あの先生はスプリンターばい。懐かしかね〜」。会場内はそんな会話を交わしながら、和やかな表情でクルマに見入る来場者で大にぎわいを見せていた。

 主催を務めるのは春木英利さん。他の地域での旧車イベントの運営協力にも汗を流すなど、日頃からの地道な基盤作りによって当イベントは「ネオクラ」の愛称で全国にも広く知られる存在にまで成長してきた。そのウワサを聞きつけ、北海道や新潟からはるばる訪れた参加者の姿も見受けられた。

 カーマニアだけでなく、家族連れでものんびりと楽しむことができる癒し系イベント、ネオクラ。次回もきっと、2017年以上の盛り上がりを見せてくれるはずだ。
【画像40枚】門司港ネオクラシックカーフェスティバルにエントリーした140台の一部を紹介!シビックやサバンナRX-7など子供時代によく道路で見かけた車両がたくさん!





>>1985年式 スプリンターズトレノGTV|ピカピカの塗装面にツヤツヤの樹脂パーツ。しかし、走行距離は驚きの57万km超えというオーナーの86トレノ。エンジンは3基目、ミッションは2基目。純正オプションのイントラホイールやバンパー下の半ツヤ塗装など、すべてが完璧!

初出:ハチマルヒーロー 2017年9月号 Vol.43

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
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TEXT:YOSUKE GAKAHASHI/高橋陽介 PHOTO:KIYOSHI NISHINO/西野キヨシ

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