【6】今後の目標は「セルシオ復活」! V8マニアの大学卒業後の進路やいかに?|セルシオを愛し過ぎた 若者の変態クルマ生活

写真はネットなどで集めた10セルシオの新車販売時のキャンペーングッズの数々。

誰が彼をこのようにしてしまったのだろうか? 数々のクルママニアを紹介してきた本誌の中で、最も「変態」に近い存在である若きセルシオマニア。その生態といつの間にか増えてしまったコレクションをここに紹介。

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当面の目標は、一番最初の愛車であり、自身がもっとも大事にする叔父から譲られたセルシオを復活させることだという。

その前にオーナーには大学卒業し、就職するという大きな試練が待ち受けている。旧車業界に進みたい望みは明らかだが、両親を説得できるか否かが問題。

もちろんハチマルヒーローは、変態ハチマル族の後継者である彼が、この世界に留まり続けられるよう応援していきたい。
【画像21枚】車両のほとんどは叔父さんの自宅敷地内に建てられたガレージに収められている。敷地内には叔父さんの所有車であるS150系のクラウンも。今はガレージにも入れてもらえず、大木さんが集めたパーツの山に埋もれているが、とても状態の良い車両


>>最新車両の97年式ミニメイフェア1.3i。バイト先から近いローバーのデモカーだった車両で、珍しいAT車。ワク井ミュージアムのメカニックに教えてもらいながらレストア作業を始め、2018年には車検取得予定。


>>アルバイト先のディーラーの下取り車両だった99年式X308ジャガーXJ。ホイールをはじめモディファイ個所はすべて純正に戻している。ダウンサスをセットし、ボディはもともとのグリーンからブラックに変更している。


>>実質的に足代わりに使われているのがこの99年式W220メルセデスベンツS500L。前期型であるが、ヘッドライトとテールライトは後期型ものを装着。グリルは600のものに変更されている。現在のメインカー。



>>プロフィール写真で持っているステアリングは10セルシオの純正品。セルシオの知識はもちろん、ジャガーやベンツ、ローバーをはじめとする輸入車の造けいも深く、旧車の知識も豊富。今後、ワク井ミュージアムでさらなる知識、技術を受け継ぐことで、変態という言葉では表現しきれない新世代のモンスターとなっていくことは明らかであろう。

【5】から続く

初出:ハチマルヒーロー2017年7月号 vol.42
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

セルシオを愛し過ぎた若者の変態クルマ生活(全6記事)

TEXT : Rino Creative/リノクリエイティブ  PHOTO:AKIO HIRANO/平野 陽

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