旧車ファンにとっての夏の風物詩、カーミーティングが開催された!|第18回 金沢クラシックカーミーティング

2019年 第18回 金沢クラシックカーミーティング in 日本自動車博物館

       
【2019年イベント振り返り 第18回 金沢クラシックカーミーティング in 日本自動車博物館】

 旧車ファンには、すっかり夏の風物詩となった「金沢クラシックカーミーティング」。2018年は諸事情により中止となったが、充電期間を終えてファン待望のリスタートだ。数えて18回目となる今回のエントリー台数は、満車御礼となった前回をさらに上回る、総勢157台。往年の輝きを今もたたえる昭和の名車とそのオーナーが、全国各地から開催場所となる「日本自動車博物館」に集まった。

 開催日は7月28日。今回も夏真っ盛り、旧車には過酷な時期だ。それでも会場には早朝から「待ってました!」とばかりにエントラントが押し寄せた。ほとんどのクルマが自走で、続々と会場入りして行く。その様子を見ているだけでもワクワクだ。旧車も、クルマは止まっているより、やっぱり走っている姿が一番。付近の道路には旧車の隊列ができ、あたかも昭和の時代にタイムスリップしたかのような印象だ。

 高級車あり大衆車ありスポーツタイプあり、そして商用車あり。エントリー資格は、1989年以前に生産されたクルマであること。外車も可。オリジナルにこだわるオーナーもいれば、チューニングやカスタムを楽しむフリークも多い。バラエティーに富んだ、さまざまな旧車に合えるので、ギャラリーするだけでも十分に楽しく、来場者には若いカップルや家族連れも多かった。

 地元のボランティアスタッフが汗だくになって運営する旧車の祭典。来年も開催は真夏。舞台はもちろん旧車の聖地「日本自動車博物館」の予定だ。

【画像38枚】たくさんの参加者による旧車がたくさん!クラウンデラックス、カローラレビン、スカイライン2000GT-Rなどのオーナーに話を聞いた。



>>会場は、常時約500台のクルマを展示する日本初のカーミュージアム「日本自動車博物館」の駐車場。赤レンガ造りの館をバックに、今回は157台の昭和なクルマが、レトロなフォルムを披露した。



>>旧車のカタログやパンフレットを販売したり、オリジナルのTシャツを売ったり。ストックパーツの放出も。場内には、旧車をテーマに、さまざまなショップがお目見え。おれを見てまわるだけでも時間を忘れそう。



>>参加した中で1台本文に取り上げる。
73年式カローラ レビン
なじみのショップ(SPEED SHOP PHANTOM)に依頼していたチューニングが完成。1750ccにボアアップしたエンジンは絶好調で、「運転が楽しくてしょうがないです」と微笑む。


初出:ノスタルジックヒーロー 2019年10月号 Vol.195

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

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