「え!?」シャッターが上がり、フロントノーズが見えてきたときの驚き|フェラーリとNコロが同居するガレージ【1】

フェラーリとNコロが同居する隠れ家的ガレージ

       

【フェラーリとNコロが同居するガレージ vol.1】

目標を立て、それに向かって計画的に進んでいけば、いつか必ず達成される、こんな思いを強くさせてくれるオーナーのガレージだ。

幅7m×奥行き6mのガレージに収まるのは、ホンダN360とフェラーリ512TR。片や日本を代表する小型自動車枠の軽自動車、一方はスーパースポーツカーを代表する屈指のブランド、世界の頂点。

オーナーのガレージは、シャッター2枚で構成されているが、建築法の関係で、片側は手動で開け閉めする方式となっている。まず、こちらを開けるとN360が姿を現す。程度のよいウエット サンドメタリックのボディに視線が行く。そしてもう1枚のシャッターが電動で上がっていくと……。

想像して欲しいのだが、徐々にガレージのシャッターが上がり、少しずつ赤いフロントノーズ見え始めてきたときの驚き。「え?」である。

別に人を驚かせるためにこの2台を所有したわけではないだろうが、N360と512TRの組み合わせは、常識を超すものとして、非常に衝撃的、一種の快楽だろう。

【画像33枚】他人を驚かせるためではないだろうが、常識を超える衝撃的な2台の組み合わせ。ガレージ自体はイナバの規格品だが、天井に結露防止のシートを張っており、かなりの効果があるという 


>>ガレージの右側スペース、フェラーリを置く側の壁面に飾られたフェラーリのフラッグとウェア。天井のダクトレールはフェラーリに照明が当たるよう配置にこだわった。


>>念願のスーパーカー、フェラーリ512TRを入手したのは6年前。購入と同時にガレージを新設。結果的に「保管する」というガレージの基本機能を重視した。


>>ヤマハTZR250とカワサキZX-6Rの2台を所有。TZRは新車で購入し、今日まで乗り続けている。



初出:ノスタルジックヒーロー 2019年 6月号 Vol.193

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


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【2】に続く

photo:Ryota--Raw Shimizu/清水良太郎 Illust: Masaki Takanashi/高梨真樹

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