「GT-Rのエンジン音を聞くだけでドキドキしてしまいます」根っからのクルマ好き|松田次生のエンジョイハコスカGT-Rライフ vol.3 【後編】

ボリュームのあるミシュランのクラッシックタイヤTB15を組み合わせて迫力を増したリアビュー。今回のリフレッシュで美しさも際立った。

大切な愛車をいつまでも美しく保ちたいという気持ちは誰にでもあるもの。スーパーGTの最前線で闘うニッサンのエースドライバー、松田次生さんも然り。以前から気になっていたというハコスカGT-Rの塗装の浮きやキズなどのお色直しを、「プリンスガレージかとり」に依頼していた。はたして、その仕上がりはいかに!?

【松田次生のエンジョイハコスカライフ vol.3 後編】

 また、入庫前、クラッチを踏んだ際に「ゴロゴロッ」という異音が気になっていた。その原因となっていたクラッチのレリーズベアリングも新品に交換。弱っていたバッテリーも交換するなど、メンテナンスも実施している。

「ひさびさにハコスカGT-Rに乗れるということで、とにかくテンションが上がりますよね。360度対応のドラレコ(カーメイト・ダクション360)でインカー動画を撮ろうと意気込んできたほど。あいにくの雨模様なので、それはお預けになってしまいましたが、GT-Rのエンジン音を聞くだけでドキドキしてしまいますね」と松田さん。

 一流レーサーなのに気取ることもなく、根っからのクルマ好きなのが伝わってくるのも、多くのファンに愛されるゆえん。半年ぶりのハコスカGT-Rのコクピットに乗り込む際の顔は、まさに少年のような笑顔だった。

【画像13枚】少年のような笑顔でハコスカのコクピットに乗り込む姿が印象的な松田次生選手。ペダルを踏み込む際にイヤな異音が出ていたクラッチ。その原因となっていたレリーズベアリングも新品へと交換された




>>今回は雨のためハコスカを走らせることはできなかったが、N1エンジンを積み込んだレプリカ仕様のBNR32に試乗していた。


>>当時のグループA車両も所有しており、旧車専門店ならではの豊富な知識を持つプロフェッショナルとして、松田さんにアドバイスしている。





初出:ノスタルジックヒーロー 2019年 6月号 Vol.193

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


松田次生のエンジョイハコスカライフ vol.2(全2記事)


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【1】【2】から続く

photo:Motosuke Fujii(Salute)/藤井元輔(サルーテ) Cooperation:Prince Garage Katori/プリンスガレージかとり

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