愛情が深まれば深まるほど、細かい部分まで完ぺきに仕上げたくなる|松田次生のエンジョイハコスカGT-Rライフ vol.3 【前編】

レースやテスト、テレビ出演などで多忙な松田さん。クルマの補修は終わっていたが引き取りの時間を取れず、なんと半年ぶりの対面となった。

       
大切な愛車をいつまでも美しく保ちたいという気持ちは誰にでもあるもの。スーパーGTの最前線で闘うニッサンのエースドライバー、松田次生さんも然り。以前から気になっていたというハコスカGT-Rの塗装の浮きやキズなどのお色直しを、「プリンスガレージかとり」に依頼していた。はたして、その仕上がりはいかに!?

【松田次生のエンジョイハコスカライフ vol.3 前編】

 国内最高峰のレース、スーパーGTに参戦。日産のエースナンバーである23号車、MOTUL AUTHEC GT-Rをドライブする松田次生選手。波乱の開幕戦、岡山ラウンドでは2位表彰台を獲得と、幸先のいいスタートを切った。今シーズンはニュル24時間をはじめ、海外でのレースにも意欲的に挑戦するというから楽しみだ。

 そんな日本を代表するトップレーサーである松田さんが所有する1972年式のGT-R。前オーナーによりしっかりと手入れされていただけにエンジンも絶好調。入手して1年以上がたった今、歴代GT-Rを所有する生粋のフリークである彼にとっても、このハコスカは特別な存在になっているようす。

 しかし愛情が深まるほど、細かい部分まで完璧に仕上げたくなるもの。パッと見はキレイでも、左リアの角にある塗装の浮きキズや両サイドの下側のサビ、そしてオーバーフェンダーの色剥げなど、気になる部分があったそうだ。

【画像13枚】以前から気になっていたというハコスカGT-Rの塗装の浮きやキズなどのお色直しを、「プリンスガレージかとり」に依頼していた。はたして、その仕上がりはいかに!?



>>ハコスカGT-Rについて勉強中の松田さん。標準車との違いなどを香取孝代表からレクチャーしてもらっていた。


>>腐食が始まっていたドア下もキレイに修復された。ドア内側には防錆処理が施されているので当分の間、サビに悩まされる心配もなさそうだ。



初出:ノスタルジックヒーロー 2019年 6月号 Vol.193

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


松田次生のエンジョイハコスカライフ vol.2(全2記事)


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【2】に続く

photo:Motosuke Fujii(Salute)/藤井元輔(サルーテ) Cooperation:Prince Garage Katori/プリンスガレージかとり

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