福島トヨタがレストアした初代クラウンも! 緑美しい西会津に、名車・旧車が大集合|西会津なつかしCarショー2018【1】

【 1973年式 ホンダ 145 クーペ GT 】 非常にきれいな状態かつ、フルノーマルを維持している145クーペGT。現オーナーは2オーナー目で、38年前に購入して乗り続けているという

       
【イベント振り返り2018年 西会津なつかしCarショー2018 Vol.1】

●2018年5月27日/福島県西会津町・さゆり公園多目的広場


 福島県の西部、新潟県の県境に位置する町、西会津町で5月27日、「西会津なつかしCarショー」が開催された。2004年から、「西会津ふるさとなつかしCarショー」の名前で13年にわたって開催されてきたこのイベントだが、2016年にいったん終了しており、昨年の2017年には開催されなかった。しかし今年、熱い要望に答えての復活開催となったのだ。

 さゆり公園の芝生の美しい多目的広場には、二輪車や発動機も合わせると200台を超えるエントリー車が、おもに東北各地や新潟県から集結。好天にも恵まれたことで、一般の来場者も5500人を数え、2年ぶりのイベントを満喫していた。

 メイン会場の周囲には、飲食店の屋台に加え、パーツやカタログ等の自動車関連商品を販売するフリーマーケットが開催され、本会場にも負けない盛り上がりを見せていた。また、地元の自治体や自衛隊の協力により、消防車や自衛隊車両が展示されるコーナーも設けられた。

 ステージでは地元のご当地ヒーロー、丞神デナーによるヒーローショーに始まり、地元出身のミュージシャンである渡辺俊美さんや、ひとりぼっち秀吉BANDのライブが行われ、観客を盛り上げた。

 また、当日の目玉の一つとして、協賛企業でもある福島トヨタがレストアした、初代クラウンが特別展示されていたが、レストアを担当したスタッフと、実車を見ながらレストアの様子を振り返るトークショーなども行われた。

 1年置いての復活開催だが、すでに来年も開催が決定しているそうで、再び盛り上がることに期待したい。


>> 【画像34枚】福島トヨタがレストアした、観音開きドアが特徴的な初代クラウンなど。この初代クラウンは、何年も雨ざらしになりボディ全体がサビだらけの個体だったが、総勢36名の社員が自主的に集まってレストアを実施。存在しない部品は1から作り上げるなどした結果、新車と見違えるばかりの仕上がりで復元完了した




>> TOKYO No.1 SOULSETや猪苗代湖ズの一員として知られる渡辺俊美さんによるライブステージ。福島県出身のミュージシャンで、地元を盛り上げた。







【2】に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2018年8月号 Vol.188
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

西会津なつかしCarショー2018(全2記事)

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text & photo : NOSTALGIC HERO/編集部

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