結婚を機に自宅を新築、ハコスカも到着! 併せてガレージを建てて旧車ライフを楽しむつもりだったが、悪夢のような単身赴任が【1】ヒーローの棲むガレージ

ガレージ内には、ハコスカGT-Rとサニーバン、そしてカワサキZⅡ、スーパーカブC65を入れている。工具やスペアパーツなどを置いてもまだ余裕があるゆったりとしたスペースだ。ハーレーは母屋のビルトインスペースに収納している。

       


「いやー、ほんとうに腹が立ちましたが、こればっかりはしょうがないので、我慢の日々です。家は、2009年の7月に建って、ガレージは10月頃に完成しました。翌2010年4月から単身赴任で、白石さんからGT‐Rが届いたのが2010年12月でしたね。それはもううれしかったんですが、単身赴任先へは持っていけないので、ガレージ保管です。心配でしたがしょうがありません。当時、嫁もちょっと遠い勤務先だったので、自宅は空き家にするしかなかったんです。たまに自宅に帰ったりして、クルマと家のメンテナンスをしてました」と今にいたる苦難を語ってくれた。

 5年間の単身赴任を経て、2014年4月の転勤で、ようやく自宅に住むことができるようになり、それまでGT‐Rの保管場所でしかなかったが、念願のガレージライフがスタートする。



>> 作業用のピットの上がGT-R、手前がサニーバン、その後ろにバイク2台を置くのが定位置。フロアはオイル染みなどが付きにくいリノリウム仕上げで、ピカピカな状態だ。


>> 【画像25枚】母屋の前に建てたガレージは、コンクリートの基礎にヨドコウのヨド倉庫を建設。奥行きを延長している。母屋のビルトインガレージにハーレーをしまうオーナー。世界限定784台という貴重なモデルなので、扱いも慎重。エンジンはセル1発で始動し、アイドリングも快調そのもの




【2】に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2018年6月号 vol.187
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

自宅前に建てたガレージは、作業ピットを備えたおもちゃ箱!(全2記事)

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photo : RYOTA-RAW SHIMIZU(FOXX BOOKS)/清水良太郎(フォックス ブックス) illust : MASAKI TAKANASHI/高梨真樹

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