205psから280psへ! 最終的にトルクも40kgm超えの4G63型など、その多くが4気筒の三菱ターボ【3:三菱編】ネオクラ・80年代のターボエンジンの系譜

ラリーで活躍した歴代ターボから、GTOのV6ツインターボまで

       
1980年代初頭に花開き、百花繚乱となったハイパワー系ターボエンジンたち。
メーカー別に登場順で年を追って紹介していく。
第3回は三菱。さあいってみよう。

【80年代のターボエンジンの系譜 Vol.3 三菱編】

【2】から続く

三菱のターボエンジンの系譜

1981年

【G62B型】
1.8L・直列4気筒SOHC 135ps/20.0kg-m


1982年

【G32B型】
1.6L・直列4気筒SOHC 115ps/17.0kg-m



1983年

【G23B型】
550cc・直列2気筒SOHC 39ps/5.5kg-m


1984年

【G63B型】
2.0L・直列4気筒SOHC 200ps/28.5kg-m
G63B型ターボは1980年に登場。1984年にインタークーラー付きシリウスDASH3x2となった。




--{}--

1987年

【4G63型】
2.0L・直列4気筒DOHC 205ps/30.0kg-m
G63B型の後継(改良)機。ギャランやランエボに搭載。進化を続け2000年代まで活躍。



1988年

【G54B型】
2.6L・直列4気筒SOHC 175ps/32.0kg-m
国内ではスタリオンのGSR-VRのみに搭載された大排気量のインタークーラー付きターボ。




1990年

【6G72型】
3.0L・V型6気筒DOHC 280ps/42.5kg-m
日本国内では4WDスポーツのGTOのみに搭載された、最強スペックのツインターボ。



>> 【画像44枚】各社の歴代ターボエンジンなど




【4】に続く

初出:ハチマルヒーロー 2016年 7月号 vol.36
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

ターボエンジン百花繚乱(全8記事)

関連記事:ターボ車クロニクル

関連記事:ターボ



【1】【2】から続く

text : Rino Creative/リノクリエイティブ

RECOMMENDED

RELATED

RANKING