SAからFC、FDへ進化するロータリーターボ! そしてWRC参戦のBP型【4:マツダ編】ネオクラ・80年代のターボエンジンの系譜

コスモとともに登場した13B-REWなど歴代ロータリーターボ

       
1980年代初頭に花開き、百花繚乱となったハイパワー系ターボエンジンたち。
メーカー別に登場順で年を追って紹介していく。
第4回はマツダ。さあいってみよう。

【80年代のターボエンジンの系譜 Vol.4  マツダ編】

【3】から続く


マツダのターボエンジンの系譜

1982年

【12A型】
573×2cc・2ローター 160ps/23.0kg-m
量産車世界初のロータリーターボで、コスモとルーチェに初搭載。その後、初代RX-7に展開。



1985年

【13B型】
654×2cc・2ローター 185ps/25.0kg-m
185psでデビューした13B型ターボは、205ps、215psへとパワーアップを果たす。



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1986年

【JF型】
2.0L・V型6気筒SOHC 145ps/23.5kg-m


1989年

【BP型】
1.8L・直列4気筒DOHC 180ps/24.2kg-m


1990年

1990年
【13B-REW型】
654×2cc・2ローター 230ps/30.0kg-m
ユーノス・コスモのデビューに合わせて登場。ツインターボに進化し、以降も出力は向上、280ps/32.0kg-mに達した。





【20B-REW型】
654×3cc・3ローター 230ps/41.0kg-m
13B-REWと同様にシーケンシャルツインターボを装備。4ATと組み合わされた。



>> 【画像44枚】各社の歴代ターボエンジンなど


【5】に続く

初出:ハチマルヒーロー 2016年 7月号 vol.36
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

ターボエンジン百花繚乱(全8記事)

関連記事:ターボ車クロニクル

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【1】【2】【3】から続く

text : Rino Creative/リノクリエイティブ

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