550から660へ! モデル途中で排気量アップした2代目。1990年式 スズキ アルト ワークス フルタイム4WD RS-R【3】全5世代のワークス、一堂に会す

1990年式 スズキ アルト ワークス フルタイム4WD RS-R

       
【アルト ワークス全世代一気乗り【3】1990年式 スズキ アルト ワークス フルタイム4WD RS-R】





ワークスのイメージを作った丸形ヘッドライトはこのモデルから。車体左側にエアスクープを集中させ、効率的にエンジンを冷却。ウインカーと一体となったフォグランプも特徴的だ。





現在の安全基準では実現不可能なウインドーの広さ。開放感あふれる室内だ。





控え目ながらも特徴的なバックドアスポイラー。先代同様バンパー一体型のアンダースポイラーを装備。



>> 【画像63枚】一堂に会した全5世代のアルトワークス。各世代のコクピットなど






ワークスとしてのブレのないシンプルなコクピット。メーターの見やすさを中心に考えられたレイアウト。ステアリングは純正と同じく3本スポークのmomo race。サーキット走行も行うため、追加メーターを装備。





ドライバーズシートはレカロに。ナビシートは純正だが、十分なホールド性を発揮する。シートベルトはシンプソンに変更。






発売当初はF5B型エンジンを搭載したが、軽自動車規格改定に合わせF6A型となり、モデルチェンジに近い変更が施された。GABのタワーバー、テイクオフのエアクリーナーを装着。






2代目となりWORKSロゴは樹脂パネル化。よりワークスを強調するようになった。







ターンオーバー式ドアミラー。






ホイールはブラックレーシングの8本ホイール。タイヤはダンロップで、サイズは155/65R13。6インチのバキュームサーボが標準装備され、軽いタッチで制動。



OWNER’S VOICE



ボディ補修や補強はカーショップではなく、走りの師匠と一緒に自分たちで行った。仲間の協力ででき上がったクルマなので愛情もひとしおとのことだ。


1990年式 スズキ アルト ワークス フルタイム4WD RS-R(CP21S)

specification 諸元
●全長×全幅×全高 3295×1395×1400mm
●ホイールベース 2335mm
●トレッド前/後 1225/1200mm
●車両重量 630kg
●エンジン型式 F6A型
●エンジン種類 直列3気筒DOHCターボ
●総排気量 657cc
●ボア×ストローク 65.0×66.0mm
●圧縮比 8.3:1
●最高出力 64ps/6500rpm
●最大トルク 8.7kg-m/4000rpm
●発売当時価格 109.5万円



初出:ハチマルヒーロー 2016年 5月号 vol.35
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1990年式 スズキ アルト ワークス フルタイム4WD RS-R (全1記事)

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text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ)

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