マツダ愛あふれるロードスターオーナーや定番の86トレノ、71クレスタからエスカルゴまで|【ハチマル車編】第33回トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル

戦前のクルマから1992年生産のクルマまで、幅広い年代の旧車が集合

       
10月9日(日)、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市、通称モリコロパーク)で開催された「第33回 トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」。

今回は参加車両の中から、80〜90年代のクルマたちを紹介する。
このイベントへの参加車両は、一部例外を除いて生産から30年以上が経過したクルマが対象。
つまり今年の応募資格は「1992年以前に生産されたクルマ」ということになる。

その規定に従って今回新たに加わった参加車両は1992年式のレパードJフェリーやK11マーチ、ランサーエボリューションなど。
人によってはごく最近のような印象かもしれないが、30年の歴史を積み重ねてきたクルマたちだ。


【画像31枚】スープラ、86トレノ、レパードなど80年代を代表するクルマと、NSX、GTOなど平成初期の名車たち。

イベントの詳細、国産旧車に関しては以下の記事を参照してほしい

>> トヨタ7のエンジンサウンドが響き渡る! 戦前から30年前まで、幅広い旧車が顔を揃えた|第33回トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル

>> 第33回トヨタ博物館クラシックカーフェスティバル【国産旧車編】【輸入車編】

また、今回「モータースポーツ」がメインテーマとなったが、その最大の理由は11月にトヨタ博物館およびトヨタの地元・愛知県および岐阜県内でフォーラムエイト・ラリージャパン2022 AICHI/GIFUが開催されるため。
特別展示車両として1985年のサファリラリーを制したTA64セリカ ツインカムターボなど、レースファンには懐かしの車両を展示したほか、地元・長久手市出身のラリードライバー、勝田範彦さんと、その父親で元ラリードライバーであった勝田照夫さんの親子がゲストとして登場。
GRヤリスでパレードの先導を務めた他、ステージではラリージャパンに向けたトークショーなども行われた。


>>1985年のサファリラリーでユハ・カンクネンがドライブし優勝したTA64セリカ ツインカムターボ。トヨタは前年84年にサファリラリーを初優勝し、86年まで3連覇を飾った。



>>勝田照夫さん、勝田範彦さん、長久手市の吉田市長などが参加したトークショー。地元愛知県でのWRC開催への尽力や思いについて語り合った。置かれているパネルは範彦さんの息子で、現在WRC参戦中の勝田貴元さんの写真。親子三代のラリードライバー一家が「共演」した。



>>フォーラムエイト ラリージャパン2022のブース。GRヤリスのPRカーが展示された。



>>1983年式 トヨタ スプリンタートレノ GT-APEX
塗装はもちろん、内装もオリジナル状態かつ非常に美しい状態を保っている86トレノ。


>>1987年式 三菱 ミニカターボ
新車で購入して乗り続けているというワンオーナーのミニカターボ。3気筒サイクロンエンジンの搭載車だが、オーナーはこれ以前に2気筒のバルカンエンジン搭載のミニカターボにも乗っていたという。


>>1990年式 日産 エスカルゴ やどかりピクニック
日産がリリースしていたパイクカーシリーズの商用車。後席ウインドーやフルフラットになるシートなどを備えたピクニックバージョン。



>>1991年式 ホンダ NSX
ホンダのミッドシップスポーツカー。オールアルミ製のモノコックボディのためマグネット式のゼッケンが取り付けられず、テープで貼られるという一幕も。


>>1992年式 トヨタ MR2 G-Limited
20代女性オーナーの乗るMR2。この黄色のボディカラーがお気に入りポイント。



>>1992年式 三菱 ランサーエボリューション
今年から参加可能になったランエボ(エボ1)。WRCにもワークスチームで参戦したモデルだ。



>>1992年式 マツダ ロードスター Vスペシャル
少年時代からロードスターに憧れ、ついに手に入れるとともにマツダに就職までしてしまったマツダ愛、ロードスター愛にあふれたオーナー。

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