新車販売されていた頃を知らず、頭文字Dに傾倒していないAE86オーナーの若者たちがいる。この仲間たちは新しいAE86乗りとしてのカタチを我々に示してくれる。そんな彼らのクルマを紹介していこう。
【 AE86と愉快な仲間たち Vol.2】
【1】から続く AE86オーナーの若者、3名のうち2名と愛車を紹介する。
今回残念ながら撮影直前に事故に遭い、本人だけの参加となってしまったオーナー。もともと父親が3ドアのAE86レビンに乗っていて、当時幼稚園生だったというが、幼いながらに自分もAE86を運転してみたいと考えていたとのこと。3年前に手に入れ、AE111型エンジンに載せ変え、念願の20バルブ化を果たし、さらに足回りを中心として自分好みにモディファイ。もともと父親が乗っていたことから家族の協力も十分にあり、快適な旧車生活を送っている。
赤黒のレビンのオーナーであるオーナーは3人の中でも最年少。もともと2003年式のレガシィB4に乗っていたが、車検切れのタイミングで買い替えを考えていた彼の前に現れたAE86。知り合いの中古車販売店員が乗っていたが、一目ぼれし探しまわることになった。1年前にようやく手に入れるとともにモディファイを開始。吸排気と足回りをいじってきたが「パーツを変えるとダイレクトに反映されるクルマなので楽しい」というオーナー。次に狙っているのはエンジンの20バルブ化だ。
>> 【画像22枚】競技車両として使われることが多く、現存数が少ない2ドアのAPEX。しかも赤黒はさらに珍しい。そのリアビューなど>> 今回残念ながら撮影直前に事故に遭い、本人だけの参加となってしまったオーナー。
>> 今後はLSDを交換し、ドリフト車としても楽しめる仕様にする予定。
>> 20バルブエンジンへの換装を目論むオーナー。実は取材前日にバッテリー上がりから端を発したスターター不良が起こり、不動に。徹夜で修理して間に合わせたという。
>> 運転席はブリッドのセミバケットシートに交換。
>> 赤黒のレビンのオーナーであるオーナーは3人の中でも最年少。
【3】に続く初出:ハチマルヒーロー 2016年 3月号 vol.34
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
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