自身の愛車より年下。頭文字DにハマっていないAE86オーナーたち【3】ヴィッツを探していたが、友人からAE86を買わないかと言われ・・・

どうしてもクルマの上で撮りたいといってルーフに上がってしまった、白黒トレノのオーナーさん

       
新車販売されていた頃を知らず、頭文字Dに傾倒していないAE86オーナーの若者たちがいる。この仲間たちは新しいAE86乗りとしてのカタチを我々に示してくれる。そんな彼らのクルマを紹介していこう。

【 AE86と愉快な仲間たち Vol.3】

【2】から続く

 AE86オーナーの若者、3名のうちの残り1名と愛車を紹介。

 今回唯一の女性であるオーナーは、このクルマが最初のオーナー車だ。もともとバイク乗りで、ボルティやNSR250Rなどを乗り継いできた彼女は、今もバイク3台を所有する。3年前にクルマも欲しいなあと思い立ち、手軽に乗れるヴィッツを探していたが、友人からAE86を買わないかと言われ試乗。そのまま購入することになった。頭文字Dは知っていてもそこまでハマっていたわけではない、親が乗っていたわけでもない。購入の決めては、その派手な外観だったという。

 そんな3人3様のAE86へのアプローチだが、このクルマを好きだという気持ちはつながっており、AE86系のイベントなどは一緒に参加している。たまに3人プラス数名で集まり、モディファイを積極的に行う3人らしく、パーツなどの情報交換を行っているとのこと。

 カリッカリにチューニングして夜な夜なドリフトを楽しむのではなく、頭文字Dに傾倒し群馬へツーリングに行くのでもない。また別のAE86の楽しみを追求する若者3人組なのである。


>> 【画像22枚】白黒トレノは、実際にドリフト競技に出ていたクルマ。リアのオーバーフェンダーや巨大なGTウイングが1980〜1990年代を彷彿とさせる。前後でカラーリングが違うホイールも特徴的。ホイールは前後ともSSRで、サイズは9J×14インチなど



>> ほとんどの外装パーツ、エンジンなどは前オーナーがモディファイした状態のままだというAE86。




>> TOMEIチューニングの20バルブ4A-GE型エンジン。ヘッドに合わせたファンネルのブルーが迫力。





>> 巨大なGTウイングにはD1参加予定車両の文字を記載。リアスポイラーも残している。





>> 今回唯一の女性である、オーナーは、このクルマが最初のオーナー車




初出:ハチマルヒーロー 2016年 3月号 vol.34
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

AE86と愉快な仲間たち(全3記事)

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【1】【2】から続く

text : HACHIMARU HERO/ 編集部 photo : MASAMI SATO/佐藤正巳 MASAYUKI FUKADA/深田昌之

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