次々に新たなバイクが生まれ一気に現代的になった。
それが80年代の原付だ!
【 嗚呼愛しの原付バイク Vol.3】
【2】から続く>> 【画像82枚】GAG、YSR50、NSR50、NS-1、80年代を彩る原付たち1982年式 スズキ RG50Γ「Γ(ガンマ)」の名が与えられた最初のモデルがコレ。ビキニカウルやシングルシートカウルがレーシーで、エンジンは原付上限の7.2psを発揮する。
1990年式 ヤマハ TZR50ヤマハ初の原付フルサイズレーサーレプリカで、RZ50のエンジンをリファインして搭載。原付とは思えない存在感は、クラス随一だろう。
1991年式 ホンダ NS-1本来燃料タンクが位置する場所をメットインスペースにした、画期的なロードスポーツ。見た目は完全なレーサーレプリカだが、実用性は高い。
>> 【画像82枚】GAG、YSR50、NSR50、NS-1、80年代を彩る原付たち1986年式 ホンダ ジャズティアドロップ型タンクや前方に長く傾斜したフロントフォークなど、原付ながら本格アメリカンのイメージを実現。手軽にイージーライダーを目指せる。
1982年式 ヤマハ DT50RZ50譲りの2サイクルエンジンを搭載するオフロードバイク。モデルチェンジすることなく改良を重ね、15年以上も販売されたロングセラーだ。
1983年式 ホンダ TLM50軽量でスリムな入門用トライアルバイクとしてデビュー。燃料タンクが小さいため航続距離は短いが、高い走破性は上級車種を圧倒する。
1984年式 ホンダ ピープル時代を先取りした自転車とスクーターのハイブリッド。エンジンは24ccで最高速は18km/hをマーク。エンジン走行とペダル駆動の併用も可。
1990年式 カワサキ KSR-ⅠKS-1の後継。エンジンは水冷となり、倒立式フロントフォークや前後ディスクブレーキで一気に運動性能アップ。カワサキ最後の原付がコレだ。
1988年式 ヤマハ BW’Sスクーターでは珍しいオフロードタイプ。ファットなブロックタイヤにロングストロークサス、2灯式ヘッドライトなど、雰囲気はモトクロッサーそのもの。
初出:ハチマルヒーロー 2016年 1月号 vol.33
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
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