【イエローボディの個性派登場!!】2コイチの無双フェイスがインパクト抜群なDIY中心で仕上げたNV350キャラバン

商用車シーンの王者200系ハイエースの最大のライバルこそがNV350キャラバン。イエローボディ&シャコタンフォルムの個性派NV350キャラバン

       
イエローボディでイメージ一新!
NV350カスタムは新次元へ!!

【画像11枚】加工技を大量投下した無双フェイス、ひとクセある技が光ルーフ&ウインドー、エアサスを投入した足回り、E51エルグランドの回転シートをスワップセカンドシートなど、気になるNV350キャラバンの全容はココから!!

「200系に負けない1台を!」と、オーナーがDIY中心で作り込んだNV350がコチラ!
そのカスタムメニューは細部に至るまで、とにかくセオリーにとらわれないオリジナル加工三昧なのだ!!

まず最初に目を惹くのが、ギブソンのユーロボンネットのV字カット。
NV350のシャープなヘッドライト形状を見せるため&ヘッドライトのメンテナンス性を向上させるために、コーナーパネル&ライトの上部純正ラインに合わせて、ボンネットを大胆にもカットし、ヘッドライトへの被りを排除。
その結果、V字形状のシャープなボンネットフォルムができあがったってワケ。

フロントバンパーは、350モータリングのワイド風フルバンパーの上下のみをベースにして、ギブソンの200系ワイド用グラファムバンパーの左右幅を詰めて、真ん中にビルトインするスタイルで2コイチ加工。
この独特なフェイスは、そんな個性的なカスタムがあってこそなのだ。

さらにオールペンを施したのもポイントが高い。
イエローをチョイスしたのは、USユーロっぽいテイストを出すため。
しかも、あえてソリッドカラーをチョイスしたことで、パールやメタリックを混ぜた他のイエローボディ車とも一線を画す。

足回りは、絶版のワークLS606の20インチをチョイス。
エアサスも組んで、NV350としてはかなりの仕上がりっぷりだ。
ファミリーカーとしての乗り心地もローフォルムも両立したいというオーナーの希望を実現させている。

内外装ともに、個性的なアイデアでNV350を比類なき1台に変えていくオーナー主導のカスタムは、かなりの実力派なのだ!!



>>セカンドシートには、E51エルグランドの回転シートをスワップしている。


>>シーリングライトは自作、ルーフライナーはブラックにペイント処理されている。内装カスタムはこれからさらに加速させるとのことだ。


>>サイドガラスはプレミアムGXのスモークから、DX用のクリアガラス化(小窓がない)している。


>>ルーフは純正カラーのブラックを残し、イエローボディと塗り分けしている。レインガーターがないサイド部は、プレスラインを利用して塗り分ける。


>>純正テールをそのまま使って、光源のみをすべてLEDバルブ化する加工を施す。純正フォルムを生かしつつ、個性化する手法も自作派のオーナーならではの手法だ。


>>エアサスを投入した足回りは、わずかにリアをツメカットした程度で、20インチホイールをゴックン。サイド&リアエアロにはギブソンを採用している。


>>ホイールは、20×8.5J IN44のワークLS606をチョイス。実はさらに大径のホイールをプランニングしていたが、乗り心地やタイヤのコストを考えて20インチで抑えているとのことだ。


>>350モータリングのワイド風バンパーと、グラファムを合体させたフロントバンパーは、下部にNV350形状を残すことで、NV350感をアピる。メンテのためにカットしたボンネットと相まって、個性的な顔となった。


>>大開口のバンパーダクトの奥には、シルビア用のインタークーラーをダミーで設置して走り屋チックにしているところも特筆すべきポイント。


>>ニッサン・ジューク純正のサンライトイエローをソリッドにしたカラーでオールペン。200系でもあまり見かけない無双スタイリングに!!


『カスタムCAR』2015年8月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:NV350キャラバン・プレミアムGX/2013年型
SOURCE:DR-STYLE、ハリーズ、ボディーワークスギオカ

PHOTO/早川俊昭 TEXT/土田康弘

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