【小屋載せカスタム炸裂!!】脱着可能なウッド製自作シェルをスッポリと乗せちゃったダットサントラック620の荷台に注目♪

ダットサントラック620の荷台の小屋は、なんと脱着可能!

       



>>もともと620は、バイクのトランポ用として購入したので、これが正しい使い方。車体がちょうど収まるジャストな設計となっている。ちなみに、このバイクも’73年型のHODAKA(100cc)という、日本製輸出専用モデルの超激レア商品だったりして!?



>>さらに驚くべきことに、この木造一戸建てシェルは、脱着が可能なのだ! ご自宅のガレージに戻って外側4か所、内側2か所の固定ポイントを切り離し、タイダウンベルトをかければ、見事、切り離しが完了。620単独での出撃もOKとなる。ネタ元はアメリカのインスタグラマーで、「自分にもできるかも!」って閃いて即実行するフットワークの軽さがいいネ。


>>ベッドの床とテールゲートのウラ側に、オイルでエイジングした板を敷き詰める。タイヤハウスを隠すように設けられた左右のベンチに3枚の板を乗せると、大人2名が寝られるベッドスペースが出現! 波待ちの間にグッスリ寝ることもできちゃうのだ。見た目だけじゃなく、この使い勝手のよさも花丸だネ。


>>屋根を室内から見るとこんなカンジ。木を曲げてアーチを作り、棒で間をつないで、発泡ウレタンで補強して、最後にガルバリウム鋼板(サビに強くて、軽くて、見た目よし!)を張って出来上がり! って、オーナーは大工さんじゃないのに、よくもまあ作り上げたモンですなぁ〜。


>>クルマ側にはヨコに開くリアウインドーが、おうち側にはタテに開く窓が付いている。両方開ければ、お互いのアクセスが超便利に! 以前はおうち側に窓はなかったが、「意外と車中泊時寒かった(笑)」ことから、アクリル窓を追加したんだって〜。


>>カーテンはイケア製。壁にはパンチング模様の板を張って、いろんなものを固定できる下ごしらえを整えた。この窓から入る光で自然に目覚め、コーヒーを飲む瞬間が至福なのだそーです♪




>>こんだけのクルマを作っちゃうオーナーのガレージは、やっぱり遊びの精神にあふれていた。ホットウィールズやレトロなラジカセに始まり、クルマ&バイク用品、愛車の絵を描いたスケボーなどなど、好きなものしか置いてない!


>>後ろから見るの図。ベッドスペースだけじゃなく、キングキャブの長いルーフもうまく使って、トンガリ屋根のおうちを建てたことがよく分かる。おうちの重量は250kg。620は1t積みだから、ほかにバイクや自分が載ってもまだまだヨユーっスよ。車高は2インチブロックを使って下げ気味に。


『カスタムCAR』2019年7月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ダットサントラック620/1977年型

PHOTO/南井浩孝 TEXT/佐藤アキオ(rsf)

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