【今こそ、軽カー】アゲがドはまりのハイゼット・デッキバン!街乗りアゲ系が似合う1台!

Base Car:2011年型 ハイゼット・デッキバン

       
ジムニーを中心に本格オフロードからダートまで、あらゆる走りのシーンをサポートしオフロードカスタム全般を手掛けるビーストR (旧ファイナルビースト)。創業20年を超える、ジムニー界の重鎮として既にそっちの業界では知られた存在だ。

 撮影地は、京都・京丹波に設けられた自前の4輪専用オフロードコース。1万1千坪という広大な土地には、ヒルクライムやダウンヒルなど高低差のある本格モーグルコースもあり、ここでの走行データを自社の商品開発や、車両のセッティングにフィードバックするという本格ぶりだ。

 ジムニー以外、エブリイやキャリイなどのカスタムでも有名な同ショップだが、新たに手掛けたのはダイハツのハイゼット・デッキバン。10年以上前から、エブリイはじめ、軽バン軽トラのリフトアップを手がけているだけに、アゲカスタムはお手の物。ちなみにデッキバンは軽バンベースながら、車検証上ピックアップトラックとなる唯一無二の存在で、 異端ベースとしては超オススメだ。

 実車を目の当たりにするともはや軽カーのイメージは皆無。黒く引き締まったボトムのスパルタンさにJKラングラーのコマンドグリーンがバッチリ映えるエクステリアに一瞬にして心奪われる。ベース車両は2WDであるため、がっつりオフロードを攻める仕様ではないものの、車高の高さを生かした簡易なオフ遊び程度なら、問題なく楽しめる仕様だ。今が旬の、街乗りアゲ系メイクにドンピシャな1台であることは間違いナシだ。

 ベースの素養をイカしたアゲ系がどハマりなデッキバン。現状のままではパワーに不満があるため、今後はワゴンエンジン移植のターボ化までも目論んでいるとの話。こりゃ、さらなる進化に間違いなく期待しまくりでしょ!







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>>足元はXTREAM-JのKK03・14×5J IN43。タイヤはマキシスのバックショット(195/R14)。純正では履けないジムニークラスの脚を入れるため、4インチアゲを敢行。オフロード臭漂うマッチョな見た目に!



>>前後70mmワイドを実現するビス留めオーバーフェンダーはビーストRオリジナル。その際に必要なオーバースライドヒンジも開発済みで、リアのスライドドア開閉は干渉することなく難なくクリア。


初出:カスタムCAR 2018年11月号 Vol.481

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

Base Car:2011年型 ハイゼット・デッキバン
協力:ビーストR

PHOTO / 南井浩孝 TEXT / 木村隆之

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