【一途な愛を貫く男の結晶】ワンオフとパーツ流用を駆使したDIYでオンリーワンのセラを完成1

       
「カウンタックが欲しい!!」1981年に公開された、アメリカのカーアクション映画『キャノンボール』。それに登場するランボドアのカウンタックは、瞬く間に小学生の岡﨑少年をトリコにした。それから数年、日本車で初のランボドアを採用したセラが登場! 中学生になった岡﨑サンの心をわしづかみにしたが、1994年にセラは生産中止……。それでもセラへの情熱は消えることなく、はじめてのクルマから現在まで、乗り継いだ愛車3台は、すべてセラという変態(失礼)ぶり! そんな一途なセラ愛が届いたのか、SNJ長崎ではエントリー3年目にして、見事本誌アワードをゲット! ワンオフボディメイク&他車種パーツ流用テクニックと、セラを愛するが故に、DIYでリメイクを何度も繰り返し、最高のフォルムを模索した努力は涙モンなのデス!


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 岡﨑サンのコダワリは、現行車とヒケを取らないカスタマイズ。でもって思いついたのが、車種不明感を出すコト。そのひとつがオーバーフェンダー加工だ。



 超お気に入りのSSRメッシュ・15インチ(フロント8JOUT18/リア10JOUT28)に合わせ、フロント10㎝、リア15㎝ワイド化を敢行。クエストパワー製前後スポイラーもオバフェンに伴い左右をワイド化し、ダクト部分も大きく開口して車種不明感を演出。



 もうひとつ見逃せないのが、Z33純正サイドステップ加工ほか、AE111純正6速ミッション、EP91スターレット純正リアディスクブレーキ化など、他車種パーツの流用テク。岡﨑サンの直感で合う、合わないを判断し、合いそうだったら力ずくで合わせているそうだ(笑)。今後はさらに進化を目指しつつ、海外に愛車をアピール中! セラで世界進出を目論んでいるとかいないとかッ?!



『カスタムCAR』2017年10月号掲載
BASE CAR:セラ 1992年型
OWNER:岡﨑 浩サン
SPECIAL THANKS/カードックたけうち、コムラード

PHOTO/中山幸二 TEXT/くしはしてつこ

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