【GT-R? でもちっちゃくね??】正体は……LB☆GT-Rルックのオバフェン軽カー!

       
世界に熱烈ファンが存在するシャコタン★コヤジ率いるリバティーウォーク

その羽ばたきっぷりたるや、各国のセレブから次々と「オレの超高級エキゾチックスポーツのフェンダーをブッタ切ってくれ」とオーダーが寄せられるほど。まさに世界のシャコタン★コヤジ!

そんなシャコタン★コヤジが2018年の東京オートサロンでデビューさせたのが、このLB★NATIONのコペン改GT-Kだ。
ちなみに、LB★NATIONとは、スーパーカーカスタムの印象が強いリバティーウォークにおけるエントリーブランド。
国産車を中心にシャコタン★コヤジイズムを濃厚に注入しまくった、ニンニクマシマシアブラカラメオオメのガッツリ系。
エントリーブランドではあっても、妥協なき仕上がりはサスガっす!

そんな特濃カスタムで仕上げられたGT-K。
その名の通り、「コペンってなんとなくGT-Rに似てない?」と感じるや否や、ボディキットの製作に着手した究極の思いつき。
……いやインスピレーションの神が舞い降りたことにしておこう。

もちろん、思いつきとはいっても、リバティーウォークの名に泥を塗ることは許されない。
バンパーの幅はコペンに合わせてスケールダウンしながら、奥行き感をしっかりと確保した作り。
軽自動車をナンチャッテで仕上げるのではなく、キッチリとGT-R風に見えるバランスを重視。
ってなワケで、当然全長は軽自動車枠をはみ出してしまう。
しかし、カッコ悪いクルマ作りをするくらいなら、車枠なんてクソ喰らえ!
とばかりのディテーリングで、コペンをベースに見事なGT-Rフォルムを再現してみせた。
もちろん仕上げはビス留めワークスフェンダーで完全武装。
まさに胃もたれ必須の超絶カスタムなのである。

【写真8点>>オバフェンコペンのヒミツはココをチェック!】


>>まずは元ネタを解説! 世界に先駆けていち早くGT-Rにワークスフェンダーをぶち込んだ、LB★パフォーマンスGT-Rが元ネタ。日本が生んだスーパースポーツを躊躇なくぶった切って作られるフォルムには世界も驚愕した!


>>で、2台を並べてみると……ライトの形がなんとなく似ているという発想から、思わず作り上げてしまったというGT-K。遊び心全開のアプローチながら、作り込みは本気のグランツーリスモ。グリルやオバフェンに目を奪われがちだが、サイドミラーもミラーカバーでGT-Rルックに。


>>フロントバンパーは無理やり軽自動車枠に収めようとすると凹凸が作れず不細工になるため、車枠を気にせずスタイリングを重視して設計。その結果、パッと見でGT-Rモチーフとわかる形状を再現できているのだ。


>>シャコタンで完成するフォルムは足回りメイクもチェックポイント。サスペンションはイデアルのエアサスを組み合わせながら、リアはJラインのアクスルを使ってキャンバー加工。助手席サイドのホイールはヤバKINGスポークを組み合わせイメージチェンジを図る。真横からみると、明らかに軽自動車サイズだ!


>>オーバーフェンダーは単純にビス留めワークスタイプではなく、GT-Rのサイドオーナメントやダクトを組み合わせることで、よりリアルなGT-R感を再現。運転席側のホイールはヤバKINGメッシュの16"(F/9J IN5、R/9J OUT20)を前後セット。


>>摩訶不思議、ダイハツエンブレムと GT-Rのエンブレムが共演!? ちなみに、GT-Rのエンブレムはホンモノを流用し装着。


>>GT-Rイメージのディフューザーデザインに合わせ、マフラーも4本出しのマフラーチップが組み合わされる。


>>リアウイングは豪華2本立て。Ver.1のGTウイングはスワンネックデザインのパフォーマンスフォルム。トランクリッドにはVer.2のダックテールをセットし、ダブル使いのエアロフォルムでスピード感も演出している。

『カスタムCAR』2018年4月号掲載
BASE CAR:コペン ・ローブ
SOURCE:リバティーウォーク

PHOTO/南井浩孝 TEXT/渡邊大輔

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