東吉野運送 ネオレトロスタイル系公認車検取得の三菱ふそうキャンター

グリル&ヘッドライトスワップで、すっかりVキャンルックへと変身。大きめのRをとった角バンパーとの相性もバッチリだ。

       


当時モノのVキャングリルを移植した平成9年式キャンターだが、西口鉄工が全身にわたってプロデュースしたことにより、単なるレトロにとどまらない「ネオレトロ」ともいうべきかつてないアートスタイルを獲得している。

各所に装備された鏡面ステン仕上げのプロテクトップやシートキャリア、フロント&リアバンパーなど、大きくRをつけたパーツの数々が全体的にやわらかい雰囲気をもたらしている。また、丸バイザーやドアバイザーも鏡面で作られているので、デザインは懐かしいながらも斬新な印象を受ける。ボディ回りでは、化粧板に丸テールを、ロッカーレールに角マーカーを埋め込むなど、最初から架装に携わっているからこその手法も見受けられ、完成度の高さは絶品。

また、リア観音扉にカサの高いものを選択することにより、公認車検を取得しているのも大きなポイント。張り出し量の大きさが、決して公認がとれない訳ではないことに驚かされる1台だ。

【写真6点】ネオレトロ仕様。

カミオン2012年4月号トップアートをもとに再構成

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