寿や銀生丸 巨匠たちの豪華競演により名車の風格を携えて降臨!日野ライジングレンジャー

平ボディのアート車だった桜花丸の秀麗なワンオフパーツを移植し、完成度に優れた箱3面ペイントを組み合わせたフルアート車だ。

       



なんといっても鏡面仕上げのパーツ類が圧倒的な美しさをアピールする。名匠の石倉板金がフルプロデュースしたもので、最上部に角パイプ+丸棒で鳥カゴ風デザインを実現した3段ハチ巻きシートキャリアをはじめ、ナンバーボックス上にフィン状のデザインをあしらったラッセルもどしバンパーや、前方に十分な突き出しを誇るバイザー&ミラーステーなど、キャブ周りには、ビッグスケールと繊細なディテールメイクを両得した高精度なアイテムが目白押し。

また、中段にアンドンボックスを組み合わせた3段サイドバンパーや菱形棒チップを採用したリアフェンダー、計31発の筒出しステンレスを配したリア下周りなど、荷台周りにもオリジナリティに富んだ秀作パーツをラインナップして、迫力と美しさを兼ね備えたルックスをアピールしている。

一方、マインド美術室が手腕をふるった箱3面ペイントは、躍動感あふれるタッチと絶妙な構図、やわらかいカラーリングが光る傑作だ。そのほか、関口工芸と五右衛門工芸のアイテムを多投したアンドンメイクもみごたえ満点で、絢爛豪華なイルミネーションを披露するナイトシーンでは、観る者の視線をクギ付けにする。

今後はバスロケットの搭載やサイドバンパーのリメイクを検討しているというから、あくなき進化を続けるその雄姿にご注目のほど! 

【写真7点】圧倒的な美しさをアピールする鏡面仕上げのパーツ類。

カミオン2008年3月号トップアートをもとに再構成

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