将美丸 貴重なシャンデリアが輝く余裕あふれる三菱ふそうファイターの室内

ハイルーフ化で実現した広大な天井スペースを、シャンデリアを多用して豪華にフィニッシュ。豪華さとともに高級な雰囲気も感じさせてくれる。

       



キャブ&シャシーも含めてレストアしながらクルマ造りを進めるオーナーは、内装のアートアップの前にキャブ自体の大幅なモディファイを行っている。まずフルコンファイター用に出されていた関東技研製パーツを使用し、ハイルーフ化。リアウインドーは背抜きして、広大な居住空間を手に入れた。

広々とした空間を埋め尽くすのは、珍しいバレンタインのグリーン。キャブを丸裸にして加工を行っているため、生地もフロア部分から張り込まれている。ハイルーフを生かして新設されたシャンデリアベースと合わせ、独特の高級感が漂う。そして、さらに室内を豪華にみせるのがシャンデリア。

大型の6角形タイプを天井に設置し、その両サイドとリアの出窓にはナイヤガラタイプを採用。これらのシャンデリアは、すべてハーレーエクスプレスに使用されていたレアアイテム。さすがに、その輝きは魅力的だ。

現在はインパネセンターにスイッチボックスを新設するなど、さらに進化した将美丸。内外装ともに、今後一層の進化に期待がかかる1台だ。

【写真2点】珍しいバレンタインのグリーン生地で広々とした空間を埋め尽くす。

2008年11月号男の城をもとに再構成

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