トップアート アバンギャルドな房総デカ箱が3面ペイントをグレードアップ 三代目美麗嬢

角テール×15発を配したリア下回りも特筆に値するビューポイント。リア観音扉で威圧感を放つ不動明王のペイントも必見だ。

       



ご存じとどまることなく進化を続ける房総ダンプの三代目美麗嬢。デカ箱に組み合わせた前衛的アートの数々は言うに及ばず、アオリ全面を席巻する豪快ペイントも進化を遂げた。

今回リメイクを図った3面ペイントは、以前と寸分違わぬ絵柄ながらもバックのカラーリングや表現方法に変化を付けたことで絵柄が映え、見事なまでの存在感を主張する。また、木更津ステンレス仕様のサイドバンパーからスカート気分なリアフェンダーにかけてもバージョンアップ。アンドンとランプの付いた角パイプが3段で並ぶほか、バスフェンダーを採用して迫力と独創性を両得している。角パイプや丸棒を駆使した最上部のロケット回りのアレンジも見応えMAXだ。

一方、キャブ回りには、斬新なルーバリングで個性をアピールする新幹線バンパーを筆頭に、クモの巣を彷彿とさせる芸術的なパイプオブジェ、ルーフには、次世代戦闘機のようなオブジェを搭載しアバンギャルドなパーツ陣が大集結。「次はリア回りに手を入れたいです!」と話す。未踏の金字塔を打ち建てたクルマに完成はない。

各所の写真6枚

カミオン2014年8月号をもとに再構成

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