男の城 生地の魅力を最大限に生かした完成度の高さが魅力 清栄丸

R曲面の多い壁面を、柄まできっちりと合わせて仕上げた室内だけにオスカーの持つ豪華さが、その高い技術で一層際だってみえる。

       


釧路市内を中心に雑貨などを運んでいるオーナー。細かい配送先が多く、頻繁に乗り降りすることが多いことも考慮して内装を仕上げている。バイザーとメッキパーツで、仕事車らしいシンプルな仕上がりをみせるエクステリア。サイドバンパーとリアフェンダーが、シャープな印象を与える。

昔からオスカーの豪華な雰囲気が好きだったオーナー。お手ごろな生地に比べ約2倍のコストがかかるため長い間悩んだ末に採用を決めたそうだ。そのかいあって、本人も大満足している室内は実に豪華な雰囲気だ。

内装は中久保テントが担当。しかし、仕事の関係でクルマが停められないということもあり、自身ですべて内装をバラし、パーツをお店に持ち込んで張ってもらった。その間は騒音と寒さで、予想以上に大変だったそうだ。

豪華なオスカーをさらに豪華に演出しているのが、シャンデリア。天井には、中古で購入したというシャンデリアを装備。購入後ピンの自作、ビーズ増しなど、ハンドメイドでレストアを施して装備する。寝台部の壁掛けタイプ2発とも相まって、室内を豪華にみせる効果は抜群だ。

各所の写真2枚

2014年3月号をもとに再構成

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