<立川〜三鷹>好きなものがあれもこれもある!「サロン・ド・テ・チーズ王国」|スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第38回 中編

やはりクルマが気になります

       
チーズ大好き大貴誠が、チーズ目指して大満足して、
それでもやっぱりいつもの寄り道も楽しんだ旅。

【スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.38 中編】

前編から続く

 さて、朝の10時に「サロン・ド・テ・チーズ王国」に到着。チーズ専用のトラックも到着したところで、まさに「王国」みたい。お店に入った大貴誠の第一印象は「うれしい! チーズだらけ」。好きなものがあれもこれもある! なじみのあるものから珍しい、個性の強いものまで。

 なんとここでは月に1回(毎月11日、定休日の火曜に当たった時は12日)、「1時間2000円で、専門店厳選の食べごろナチュラルチーズ食べ放題」というのがあるのです。
 それがこの日。もちろんそのために来たんです。チーズって外で食べると、皿ばかり大きくて小指のカケラみたいなのが3つぐらい乗ったのが平気で1000円とか取られますが、それが2000円で食べ放題とは! 

 各地にある「チーズ王国」店舗のすべてのチーズはまずここに集まって、そこから各店舗に旅立っていくというチーズ総本山。だから最高に新鮮で、かつ「食べごろ」をきっちり管理して「今だ!」というタイミングのナチュラルチーズを食べ放題。月に1回なので、電話予約ですぐいっぱいになるというのもよく分かります。採算度外視で、ナチュラルチーズを思う存分食べてもっとチーズを好きになってもらいたい、という「チーズ王国」の太っ腹な、チーズ好きには夢のようなイベントなのです。

>>【画像23枚】ビュッフェでたらふく食べたあとは、チーズのお菓子をペロリ



●チーズとお菓子
ビュッフェでたらふく食べたあとは、チーズのお菓子です(こちらは別料金)。真っ黒なドームみたいなのは、フランスの地方菓子「トゥルトーフロマージュ」。真っ黒に焦げるまで焼いてある。意外や意外、この焦げてるところが好き。大人の駄菓子みたい。ほとんど苦くなく、中はふわっとほんのりチーズ味なんです。そして王国の場所にちなんだ「たちかわ」という名前の和風チーズ菓子。これならチーズが苦手な人でも食べられる優しい味わいです。






●王国の中で
太陽光が差し込む明るい店内には、チーズにまつわるものがいっぱい。お店の人はチーズのことが大好きでとても詳しいので、どんな質問にも答えてくれます。いろいろなチーズの話をもっと聞きたかった。創業者の久田寿男さんが書かれた本も買い込んでしまいました。元は寿司職人で料亭で働いていたんだそうです。会長が昔乗っていたクルマの写真に思わず食いつくのは旧車ファンの証し。

※サロンド・デ・チーズ王国では、2022年11月現在、チーズビュッフェ及び店内での飲食を中止。販売営業のみとなっている。

後編に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2017年10月号 vol.183
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.38(全3記事)

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前編から続く

text: RUEKA AOKI /青木るえか photo: RUMI MATSUSHITA /松下るみ

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