【刑事ドラマ旋風】「港303」は華やかなボディカラーで派手な2人を際立たせた|日産 レパード アルティマ&日産 レパード アルティマ V30ツインカム【2】

劇場版「またまたあぶない刑事」にも登場した、日産 レパード アルティマ

【1】から続く

『あぶない刑事』の主人公といえば鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)とレパード。そう、”あぶ刑事”は日産31世代が劇中でたくさん登場しており、クルマファンにとってはたまらないドラマなのだ。

【80年代 刑事ドラマ旋風 あぶない刑事】日産 レパード アルティマ&日産 レパード アルティマ V30ツインカム vol.2
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「あぶデカ」といえば、金のレパード。主役のタカとユージを一層輝かせる、最高の助演者(クルマ)だ。テレビドラマでは、第一作と第二作の4話まで、劇場版は第二作、そして“これで最後”と言われる第八作に登場した。

 そのなかでも屈指のカッコいいシーンを挙げるなら、まずは劇場版「またまたあぶない刑事」より、薄暗い埠頭に停めたレパードのドアミラーに、タカのジャケットが掛かっている場面。自分のクルマで真似をしたのは、きっと筆者だけではないはずだ。

 走りに関していえば、数え上げたらキリがない。そこで、ちょっと視点を変えて、レパードの頑張りぶりがうかがえるシーンを。永瀬正敏が客演したテレビドラマ第一作15話「説得」では、左リアタイヤのセンターキャップがなく、18話「興奮」では、それに加えてバンパー右前の傷がアップに。ハードなアクションゆえだろう。

 劇場最新作ではユージのレパードに対する「昔の恋人」発言に胸を熱くした一方、もっと出番がほしい……と突っ込んだ急進的なレパード派も多かったことと思う。劇中車は日産の提供ではなかったようだが、それでも各地での車両展示には感謝したい。いっそ再生産してくれれば、こんなにうれしいことはないのだが……。

 この新車のようなゴールド2トーンのアルティマは、F31レパード専門店・カーショップフレンドの販売車両。ボディはセミレストアを施すとともに、パール2トーンからゴールド2トーンに全塗装。合わせて、エンジンルームを徹底的に仕上げ、サンルーフを後期車両から移植するなど、細部にまで徹底的に手が入れられている。
【画像21枚】アルティマの運転席は、ラグジュアリーパワーシートを採用。助手席は、背もたれが中折れするパートナー・コンフォートシートだ



>>アルティマはカードエントリーシステムが標準装備される。カードを携帯していれば、オーナメントのリクエストスイッチを押すことでトランクを開けることができる。もちろん、運転席側ドアの施錠/開錠も可能だ。



>>エンジンルームの仕上がり具合を見ても、カーショップフレンドの徹底的な作業がうかがえる。エンジン本体はフルオーバーホール済だ。

【3】へ続く

日産 レパード アルティマ&日産 レパード アルティマ V30ツインカム(全3記事)
初出:ハチマルヒーロー 2017年9月号 Vol.43

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

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TEXT:KOUICHIRO SEKI/関耕一郎、Rino Creative/リノクリエイティブ PHOTO:AKIO HIRANO/平野陽

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