埼玉自動車大学校 オートジャンボリー2019【2】学生とクルマ好きが作る、クルマとバイクの祭典

1300クーペと埼玉自動車大学校の学生たちと記念撮影。

【1】から続く

2019年の7月20-21日の2日間にわたって、「オートジャンボリー2019」が開催された。企業のブース展示や体験会があり、自動車関連だけでなく、学生たちによる出店やダンスや吹奏楽部の披露など、学園祭としての催し物も開催された。

【2019年イベント振り返り 埼玉自動車大学校 オートジャンボリー2019 vol.2】

 そんなオートジャンボリーの目玉のひとつが。2日目の21日に開催されたヒストリックカー展示だ。全日本ダットサン会や日本旧軽車会、そして地元の埼玉クラシックカークラブも協力し、およそ280台の旧車が展示された。同校や学生が所有するクルマも展示され、盛大な旧車イベントが開催された。

 車両の展示だけでなく、学生が選んだ車両をステージに呼び込んでのオーナーインタビューや、車両の退場を兼ねたヒストリックカーの走行披露なども行われた。

【画像33枚】2日目の旧車展示には複数の団体が参加され、約280台のクルマが展示され、イベントは大盛況に終わった。



>>90年式 シトロエン2CV スペチアル
1949年発売の2CVだが、この個体は90年式、なんと平成車である。52年間にわたって生産された2CVの最終モデルだ。3年ほど前に友人から譲り受け、意外に壊れず、メンテナンスも容易な点がお気に入り。ただし空調は貧弱で、夏暑く冬寒いとのこと。



>>84年式 スカイラインRS-X TURBO-C
20年ほど前に入手し、2年前にオーバーホールを実施したという鉄仮面。譲り受けた時点で17万7000㎞だった走行距離は、間もなく30万㎞に到達する。エンジンにはインタークーラーを追加したほか、ハイフロータービンや軽量フライホイールを装着。



>>展示車両の退場時は、グラウンドの周囲のコースを一周していく走行披露が行われ、旧車の走る姿を見ようと人だかりができる一幕も。



>>空冷エンジンを搭載したホンダ1300クーペと埼玉自動車大学校の学生たちとの記念撮影。


【1】から続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2019年10月号 Vol.195

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

埼玉自動車大学校 オートジャンボリー2019(全2記事)

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