KATANA【2】パートⅡから登場したカタナは大きな衝撃を与えた|GSX1100X KATANA & GSX1100 KATANA R|総力取材!! 西部警察車両

GSX1100X KATANA

【1】から続く

本誌ではこれまで幾度となく大ヒットテレビドラマ「西部警察」を取り上げてきた。 しかし、紹介してきたクルマたちは熱心なファンが作り上げたレプリカ車両(それはスゴイことだが)。 今回は満を持してドラマで使用された本物の車両が登場。石原裕次郎記念館の全面協力で細部までお見せする。

【小樽石原裕次郎記念館所蔵車両完全収録 総力取材!! 西部警察車両  GSX1100X KATANA & GSX1100 KATANA R Vol.2】

 さて、ここからは劇中に登場するカタナの解説をしよう。初めて登場したのはパートⅡ第3話。純正にはないブラックにペイントされたカタナは、一見するとノーマル風。しかし、フロントカウルこそ純正のままだがウインカーを小型化し、リアカウルを取り外してスペシャル形状のシートが装着されている。これは、舘ひろしの「全体を短く、シャープに見せたい」という要望が反映されたカタチなのだという。加えて、マフラーはアウトバーン社製の集合タイプに交換され、社外ステップを装着するなど、ノーマル風に見えてじつは手が込んだカスタムが施されていたのだ。なお、基本的には鳩村が乗っていたが、パートⅡ第40話では大門団長がまたがるシーンもあった。

>> 【画像14枚】チューンナップにより最高出力は170psまで高められたエンジンなど。ミクニ製キャブには、純正エアクリーナーではなくパワーフィルターが装着されている



>> 特徴的なフロントカウルはノーマルだが、ウインカーは小型化されている。





>> シートレールを切断してリアカウルを取り外し、スペシャル形状のシートを装着。テールランプも社外品に変更されている。





>> マフラーはアウトバーン社製の集合タイプ。小ぶりのサイレンサーがレーシーだ。また、この画像からステップがアルミ製に交換されていることがわかるだろう。




【3】に続く



初出:ハチマルヒーロー 2016年 9月号 vol.37
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

GSX1100X KATANA & GSX1100 KATANA R(全3記事)

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【1】から続く

text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ)

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