<横浜中華街>福を招いてもっといい年になろう!?|スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第40回 前編

中華街にある広東料理の「龍鳳酒家」へ

       
無事に一年を過ごしたお礼と新しい年の開運祈願に、地元横浜の酉の市から中華街のおめでたいお料理をハシゴしてきました。

【 スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 2018 Vol.40 前編】

 暮れと正月が一緒にやってきたような……って暮れと正月はくっついて一緒ですよ! 
 年末に出るこの号で、暮れと正月の空気をジャストタイムで味わっていただきたく、今回は年末の風物詩「酉の市」と、中華街でおめでたい料理をいっぺんに楽しんできました。ほんとは酉の市は十一月の酉の日ですから暮れじゃないんですが、たくさんの福を「かき寄せる」ための縁起熊手も買って新たな年に臨む、ということで暮れカウントとしました。あの賑わいもいかにも「年の瀬」っぽいですし。

 そして中華街にある広東料理「龍鳳酒家」に「お正月とかに食べるようなおめでたい料理お願いします!」と、酉の市の2日前に思いついてむりやり頼み込んで、そんないきなりのリクエストにもかかわらず「できる範囲でおめでたい中華料理をつくりましょう」と言ってもらったのでした。

 酉の市といえば、東京新宿の花園神社や浅草の鷲神社が有名ですが、関東一円でやっていて、横浜では「金刀比羅大鷲神社」が一番規模が大きいです。ここは大好きな横浜の下町で、参道や周囲の通りには屋台の出店が何百メートルも並び、ピークには多くの人出で歩くのが大変なぐらいの賑わい。今は夜11時に(一応)終了ってことになってますが、昔は「朝までやってた」という、横浜の年末の風物詩です。


>> 【画像22枚】春節料理:中華街にある広東料理の「龍鳳酒家」など。お正月につきものという「塩玉子入りの海鮮茶碗蒸し」と、福の字の焼印を押した「タイラ貝の炒めもの」に、「アカハタ(魚)の清蒸」



>> 横浜のザ・下町に位置する金刀比羅大鷲神社の近所の横浜橋商店街まですごい人





「縁起熊手」 

歩きまわってさんざん見てまわって、やっとお気に入りの熊手をみつけたのが「横山」さん。いろんな注文を聞いてくれて飾りつけてもらい、そして「縁起熊手を買う時の作法」も教えてもらいました。「熊手買う時に値切るんだよ。で、値切って安くなった分をご祝儀として渡すの。そうすると『ご祝儀いただきましたー!』ってみんなで三本締めするの。この熊手はね、来年神社に納めて、また新しいのを買ってね。少しでも大きいのが買えるようにね」。熊手のお作法、しっかり覚えました! お父さんありがとう。





中編に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2018年2月号 Vol.185
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.40(全3記事)

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text:RUEKA AOKI/青木るえか photo:RUMI MATSUSHITA/松下るみ

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