<横浜中華街>中華街での食事の後で、夜のお酉さまに|スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 第40回 後編

夜遅くまで酉の市を楽しんだので、近くに宿をとって素泊まりしました

       
無事に一年を過ごしたお礼と新しい年の開運祈願に、地元横浜の酉の市から中華街のおめでたいお料理をハシゴしてきました。

【 スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.40 後編】

前・中編から続く

 さんざん見て回って、小さな福助のついた熊手が気に入り、お値段もお手頃だったのでそれを買うことに。そこですかさず大貴誠、お店の大将に「お父さん、これ、稲穂と餅花を足してもらえない?」と交渉してちゃっかり豪華にしてもらい、名札も入れて小さいながらバッチリ、福をかきよせる熊手を手に入れました。

 このおめでたい熊手を持って屋台をひやかしてから、レディーバードの後部座席に熊手をかざり、「大好きな横浜」の街を走ってまわってから、特別に「幸」の焼き文字が入った貝の炒め物や塩玉子の入った茶碗蒸し、尾頭つきの魚の蒸し物といった「おめでたい料理」をおなかいっぱいに食べて(おめでたいかめ出し紹興酒は、運転手は涙をのんで見てるだけ……)、気分がさらに盛り上がったからまた夜のお酉さまに繰り出しました。

 夜の十時を過ぎても人はぎゅうぎゅう、屋台はギンギラに輝いて、賑わいは尽きるとも思えぬほど。2018年もこの賑わいと明るさと勢いを乗せて、レディーバードで楽しく走っていきたいと思います。そしてこの熊手で(小さい熊手だけど)いっぱい福をかき寄せて、いろいろなところに振りまきたいものです。ええ、気前よく!

>> 【画像22枚】酉の市昼の部を終えてから、雨もようの横浜の町でちょっとお茶の時間。桜木町に近い吉田町(洋風レトロな建物のお店やギャラリーがポツポツ並んでいる大貴誠の好きな町です)の焼き菓子屋さん「BAKE ROOM」で、お茶とケーキなど



「酉の市・夜の部」 
夜になるとますます人出も多くなり、屋台はギンギンに光り輝いて、もうあたり一帯が不夜城のようなにぎわい。この寒い夜空とアセチレンランプの輝きと人混み。もう、その空気に触れただけでわくわくしてきちゃいますね。金毘羅大鷲神社の提灯にもあかりが入って、また昼間とは雰囲気がガラッと変わっていい感じでした。なのでもう1回お参りしちゃいましたよ。




「その日の晩は」 

夜遅くまで酉の市を楽しんだので、近くに宿をとって素泊まりしました。神社からもそう遠くなくて、けれどとっても静かな「旅館松島」。買ってきた熊手に見守られながら、お土産に買ってきたケーキをいただき、お風呂で温まってゆっくり一泊。今まで宿泊した中でいちばん隅々までお掃除が行き届いていて感動でした。お掃除って地味ですが「おもてなし」でいちばん大切なことだと思う。歌劇出身の大貴誠は厳しい掃除修業してますのでヨロシク!


Profile:大貴 誠(だいき・まこと)



OSK日本歌劇団・元男役トップスター。ノスヒロをむさぼり読んでいた日本で唯一の歌劇スター。2010年夏、念願のスバル360を入手。このクルマと一緒に日本中を旅する予定。詳細はノスヒロ2011年4月号に載ってます。



初出:ノスタルジックヒーロー 2018年2月号 Vol.185
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

スバル360で素敵探検 大貴 誠のレディーバードの旅 Vol.40(全3記事)

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前編・中編から続く

text:RUEKA AOKI/青木るえか photo:RUMI MATSUSHITA/松下るみ SATOSHI KAMIMURA/神村 聖

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