斜めに設置されたエンジンブロックが特徴的|エンジンレストア編【2】ENDLESSが挑む 日野 コンテッサ クーペ

プラグコードを強化タイプに交換。古いクルマは限られた電力の範囲で動いているため、電気が流れるラインを強化すると、エンジンのパフォーマンスが上がりやすい

       

ENDLESSが挑む レストア

珠玉のレストア車両を次から次へと送り出すエンドレス。今回のレストア車両は日野コンテッサクーペだ。8月からスタートしたレストア作業は順調に進み、ほぼすべてのパーツが揃った。そして、組み上げる前段階として、各パーツの出来がチェックされている。
【 日野 コンテッサ クーペ Vol.2】

【1】から続く

Engine

コンテッサ1300に搭載されたエンジンは日野によって設計されたGR100型。ダブルロッカーアームによるクロスフローを採用するなど、スポーティーな味付け。斜めに設置されたエンジンブロックが特徴的でもある。

>> 【画像39枚】日野の独自開発によって生まれたエンジンブロックに「HINO」の文字が刻まれている。文字の部分だけを赤く塗り分けるなど、手の込んだ演出が施されている




>> 前後に延びるブレーキライン、水関連の通り道などもパイプを曲げながら、すべて手作業で造られている。








【3】に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2017年12月号 Vol.184
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

日野 コンテッサ クーペ(全5記事)

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text:KEISHI WATANABE/渡辺圭史 photo:ISAO YATSUI/谷井 功

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