NAでリッターあたり100PS超へ! ホンダエンジンの代名詞、VTECがついに誕生|HONDA B16型|ツインカムから可変バルタイへスポーツユニットが続々登場 Vol.5

S2000に積まれたF20C。2Lの自然吸気エンジンでありながら、250馬力を叩き出す。

       
【ツインカムから可変バルタイへスポーツユニットが続々登場 Vol.5】

 一斉を風靡したHONDA ZCエンジンの後継となるのが、可変バルブタイミング・リフト機構のVTECを採用したB16A型DOHCだ。

 ZC型の後継となるのがB16型で、自然吸気ながら1Lあたり100ps(1.6L/160ps)のハイパワーで度肝を抜いた。これを実現したのが、ホンダの代名詞ともなっている世界初の可変バルブタイミング・リフト機構“VTEC”だ。高速用と低速用でカムを切り替えることで、吸・排気バルブのタイミングとリフト量をバリアブルに変化させる。

タイプR用スペシャルチューンの証しの赤ヘッドほか【写真3枚】

Vol.6に続く

初出:ハチマルヒーロー vol.18 2012年7月号(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)


ツインカムから可変バルタイへスポーツユニットが続々登場(全6記事)


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text:HIDEAKI KATAOKA/片岡英明

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