次々に新たなバイクが生まれ一気に現代的になった。
それが80年代の原付だ!
【 嗚呼愛しの原付バイク Vol.2】
【1】から続く1981年式 カワサキ AR50カワサキ初の原付ロードスポーツ。キャストホイールやユニトラックサスなど、上級車顔負けの装備を採用。写真はビキニカウル装着のAR50Sだ。
1980年式 ヤマハ ポッケ全長1280mm、6インチタイヤの車体に3psの2サイクルエンジンを搭載した元気印。写真はブラック&ゴールドが特徴の限定車「ミッドナイト」。
1978年式 ホンダ ゴリラ1967年に発売されたモンキーの派生車種として登場。実用性の高さが特徴で、シンプルな構造からDIYでチューニングを楽しむユーザーも多い。
>> 【画像82枚】モトコンポや、NS50F、BW’S、そしてジョグそしてDJ・1、80年代を彩る原付たち1983年式 ヤマハ ジョグ
軽快でアクティブなスニーカーをイメージして開発されたジョグ。49kgの車体に4.5psのエンジンを搭載し、瞬発力ある走りを実現。この初代は、フロント回りのデザインから「スリッパジョグ」と呼ばれることも。
1982年式 ヤマハ パッソルヤマハのエントリースクーターとして新たなジャンルを開拓したパッソルの流れを汲むモデル。当時は「パッツー」の愛称で親しまれた。
1985年式 ホンダ DJ・1 曲線基調のデザインや、ファッショナブルな2トーンカラーを採用したヤング向けスクーター。後にスポーツモデルのDJ・1R/DJ・1RRも登場し、ウイリアムズF1のカラーリングを模した「ウイニングスペシャル」もあった。
1982年式 スズキ 蘭女性にも運転しやすいシートや取り回しに優れる小径タイヤを採用。キャッチフレーズの「蘭、咲きました」を覚えている人も多いはず。
【3】に続く初出:ハチマルヒーロー 2016年 1月号 vol.33
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
嗚呼愛しの原付バイク(全3記事)関連記事:バイク 【1】から続く