【ミニトラばりのタワーはなんと自作!!】細部に宿るミニトラ風メイクが冴える!DIYでサイドシル着地を果たした200系ハイエース

ガチンコDIYでハードなスラムドフォルムを実現する200系ハイエース

       
トラッキンスタイルでサイドシル着地!
オーナーによるガチンコDIYがお見事っ!!

【画像10枚】細部に宿るミニトラ風メイクが冴えるスタイル、自作のミニトラばりのタワー、スムージングしたフォルムが映えるリアビューなど、ガチンコDIYの全貌はココを見よ!!

「オレ、あの日のリベンジをしてやるって誓ったんです!」と晴れやかな表情で遠く空を見上げる青年と、見事な着地をキメるハイエース……。

時を遡ること数年前。
もともと趣味のバイクのトランポ用として200系ハイエースを手に入れたオーナーだったが、生粋のカスタム好きが高じて、シャコタントランポ仕様→外向きオーディオ仕様などなど、欲望が赴くままカスタムに没頭。
そのうち可愛い後輩も含め、ハイエースカスタムを楽しむ仲間が増え、順風満帆なカスタムライフを送っていた。

そんなとき、たまたま遊びに行ったイベントで、ハイレベルなシャコタンカスタムハイエースを目の当たりにし、そのイベントにエントリーすべく、ハードなシャコタンを目指すことに!

そして、DIYでスタンス風シャコタンに仕上げ、後輩のハイエースとともにそのイベントに初エントリー。
アワードゲットを確信するほど自信満々だったのだが……。
なんと、エントリーに乗り気じゃなかった後輩ハイエースがアワードをゲット!

何も手に入れらなかったオーナーは「世界中のすべてが憎い……」と、見事なまでにダークサイドに堕ちていき、リベンジを果たすべく禁断の「DIYスラムド」に手を染めることに。

すぐさまエアサスのパーツや4リンクキットなどの必要パーツをそろえ、世界中との繋がりを一切遮断するかのごとく、ガレージに引きこもり、約5か月かけてリメイク。

結果、この落ちっぷりってワケ!

こうして見事アワードを奪取!
そんな愛憎あふれるハードコアなDIYスラムドハイエースの全貌をしかと見よ!!



>>リアゲートをスムージングし、メーカー不明のリアバンパーは5cm短縮。ナンバープレートをリロケートしてミニトラばりのルックスをメイクしている。


>>着地時の見栄えのよさをアップするため、純正寒冷地用サイドモールもセットするこだわりっぷり。


>>フロント足回りには、ユニバーサルエアー製のエアバッグと玄武のタイロッドエンドをセット。このタイロッドエンドがないとキレイに落とせなかったとか。



>>なんと、タワーは自作! まずホームセンターで鉄骨を購入し、それをカット&溶接してサブフレームを製作。コの字型タワーを取り付けた後に、US製の4リンクキットを装着してトラッキンスタイルをメイク!! さらに、バイク用のツイストバーなどを取り付け、ビジュアル映えもこだわった力作なのだ。


>>ホワイトペイントを施したホーシングに、エアバッグ取り付け用ブラケットを溶接。エアバッグはもともと所有していたモノを流用した。ショックにはトラックスジャパン製をチョイスし、乗り心地もバッチリ〜♪


>>ホイールは好きな5穴バズレイアに似ている19インチEACをチョイスし、お手製の鉄板オバフェンで飲み込む!


>>ステアリングはビレットスペシャリティーズ製を装着し、アメリカンな雰囲気をアピールしている。


>>シートはDX用の2ndシートを加工装着することで、ベンチシートに仕立て上げる。サラッとブラックのシートカバーをセットし、雰囲気も上々だ!!


>>フロントバンパーは、ダイナスティ製のフロントバンパーと社外リップを2コイチ加工したオリジナル仕上げ。グリルは3型純正オプションを装着している。ボディ随所にスムージングを施し、トヨタ純正のダークメタリックマイカでオールペンしてUSライクな仕上げを目指した。スクエアミラーはバイク用を使用している。

【画像10枚】細部に宿るミニトラ風メイクが冴えるスタイル、自作のミニトラばりのタワー、スムージングしたフォルムが映えるリアビューなど、ガチンコDIYの全貌はココを見よ!!


『カスタムCAR』2021年1月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL/2012年型

PHOTO & TEXT/ノグチケイスケ

RECOMMENDED

RELATED