【コレが海に行ける限界車高!?】乗り心地は文句ナシ! グラインダータトゥでキメる快適サーフバン仕様のシャコタンハイエース

海に行ける限界車高となる3.5インチ生足ローダウンを実装する200系ハイエース

       
サーフィンへ長距離移動も
楽しくしてくれる快速ツアラー

【画像13枚】黒×赤で細部までコーディネートしたインテリア、前後に塗り分けを取り入れ均整の取れたスタイルを構築したフォルム、海に行ける限界車高をテーマに3.5インチローダウンした快適生足など、気になる200系ハイエースのカスタマイズの全貌はココをチェック!!

オーナーは、かれこれ20年間、海に通い続けるサーファー。
週末になると、波を求めて北へ南へとクルマを走らせるのがルーティンだ。
そのサーフトリップの相棒がボードの積み込みはもちろん、車内でゆったり横になれるハイエース。
100系を含め、ハイエースを6台乗り継いできたオーナーが、それらのすべてを仕上げてきたのが、ハイエース専門ショップ、シーアールエスだ。

今回紹介する愛機は、“海に行くための限界カスタム”をコンセプトに、トータルチューンを施した1台。
「ポイントまでのロングディスタンスを、いかに快適で気持ちよく走れるかで疲労感がまったく違ってきます。疲れを残さないためにも、安定感があって、しっかりした足回りは絶対条件でした」とはオーナー。

サーファー仕様といえばアゲ系を想像しがちだが、しっかりした足回りを求めるオーナーがセレクトしたのが、玄武の3.5インチダウンブロックとバンプストップ、そしてエセックスの14段調整式ショックだった。
「限界ギリギリまで下げた足回りでしたが、乗り心地が格段に安定しました」と満足度はスコブル高い。

外装は一体感を高めた“快速ツアラー”に仕立てるべく、エセックスのパーツでコンプリート。
ボトムラインをそろえつつ、緻密な塗り分けでスタリッシュにスタイリングしている。

足元にはコンケーブディスク×ステップリムにハイパーグロスディスクが美しいエセックスEL(19×9.5J)を投入し、プレミアムなムードさえ漂わせることに成功。

もちろん、ボンネットのグラインダータトゥもポイントだ。
「光の具合で色味がまったく変わってきます。ぜひ海際で見てほしいですね」。

そう、サーフィンをするために仕上げたこの1台は、オーナーの美意識を積み込んだ最高の相棒なのだ。



>>塗り分けしたフロントリップスポイラーにフリッパーを装着し、引き締まった顔立ちを演出している。


>>スタイリングのアイキャッチになっているのが、バッドフェイスボンネットに取り込んだグラインダータトゥ。「朝・昼・晩はもちろん、光の加減で見え方が変わるのがおもしろいですね」とはオーナー。


>>リアはエセックス・プログレス1リアバンパーの、バンパーフィンを塗り分けて装着。リアウイングも同様に塗り分け、一体感のあるスポーティな後ろ姿を作り出している。


>>エセックス・プログレス1のリアバンパーの中央に配置するバックフォグは、オーナー自ら探してきたトヨタC-HR純正品。「リアバンパーにアクセントが欲しくて、光り方やデザインから選びました」とはオーナー。


>>サイドビューはエセックスのプログレス2サイドステップに、オーバーフェンダーをマッチングして、ボトムのラインを整えている。フェンダーとリムとのバランスを合わせ、上質感のあるローフォルムを演出しているのだ。



>>海に行く限界の低車高をコンセプトに仕上げた足回り。玄武の3.5インチダウンブロックと前後バンプストップを使用。ショックにはエセックスの14段調整式ショートストロークを組み合わせている。「しっかり踏ん張ってくれて、長距離乗っても疲れないのがいいです。今後は、CRSサンと相談しながら、さらに煮詰めていくつもりです」。


>>コンケーブ×ステップリムデザインの6本スポーク・エセックスEL(19×9.5J)を装着。ハイパーグロスの落ち着いた色味が心地よい。ディスク越しのゴールドキャリパーカバーとのコントラストが視線を惹きつける。


>>ステアリングやインパネがブラック基調なのに対し、シフトノブやアシストグリップ、ドリンクホルダーをレッドのビレットコレクションで統一することで、メリハリの利いたスポーティなコクピットを作り出している。


>>シートカバーをはじめ、センターコンソールのアームレスト、ドリンクホルダーにいたるまで、黒×赤でトータルコーディネートした室内。張り替えしたかのようにを思わせるシワひとつない上質な仕上がりは必見だ。


>>サーフバンのため、車内にはボードを収めるルームキャリアが必須。カーゴスペースはベッドキットを備え、車中泊はもちろん、いい波が来るまでゆっくり休憩できる機能的なレイアウトになっている。


>>海に行ける限界車高をテーマに、3.5インチの快適生足ローダウンを敢行。バランスの取れたシャコタンフォルムを形成するCRSのカスタマイズに脱帽!

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>>週末には各地のサーフィンスポットへ向かうというオーナー。「このハイエースは、家から海までの道のりを快適に過ごすための相棒です。それには気持ちよく走れる足回りは必須ですね」。ストレスのないサーフバンの完成に大満足のようだ。

【画像13枚】黒×赤で細部までコーディネートしたインテリア、前後に塗り分けを取り入れ均整の取れたスタイルを構築したフォルム、海に行ける限界車高をテーマに3.5インチローダウンした快適生足など、気になる200系ハイエースのカスタマイズの全貌はココをチェック!!


『カスタムCAR』2021年12月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL/2019年型
SOURCE:シーアールエス大阪

PHOTO/清水良太郎 TEXT/岡本 晃

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