【狙え!ミドルMサイズVAN】北の荒地を駆け抜ける!タウンエースの商用バンにオーバーランドスタイルのエキスを注入!

Base Car:2011年型 ライトエース・バンGL(4WD)

       
大自然に囲まれた北の大地……北海道。ウインターシーズンには大雪と対峙するため、4WD車との付き合いが色濃いどさん子カーガイたち。そんな彼らから支持されているカーショップが札幌を拠点とする「マークル」だ。基本的にランクルやUSフルサイズトラックなどの4WD車をメインに扱っているショップで、本気のオーバーランダーを求めるユーザーが多い。そこで、もっとだれでも手軽に4WD車を楽しめる新たなスタイルはないかと模索したところ、行き着いたのが「コンパクトかつ積載能力が高いオーバーランダー」というコンセプト。そこでベース車として白羽の矢が立ったのが、お仕事グルマとして超ポピュラーなライトエースだった。

 一見オーバーランダーとしてはほど遠い感じがするライトエースなのだが、北海道などの豪雪地域で活躍する同車のほとんどが、デフロック機能付きの本格的4WD。ってなワケで、実はもともと走破性がかなり高い。そこに目を付けたマークルでは、さらに走破性を高めるためにオリジナルのリフトアップキットを取り付けたちょいアゲスタイルにし、MTタイヤをセットしてオフ車テイストをUP。このメニューだけでもコンパクトオーバーランダーとしては合格ラインなのだが、商用車ルックのままではだれでも気軽に楽しめない。

 そこでオシャレさんにも人気が高いランクル40の純正オリーブブラウン×ホワイトのツートンでオールペンし、ライトユーザーにもささるエクステリアに仕上げる。さらにアウトドアユースにも対応すべく、ルーフトップテント&サイドオーニングもセット。コンセプト以上のオーバーランダー仕様が完成ってワケ♪ 

 ライトエースカスタムの新たなスタイル、ここに見つけたり!




【画像9枚】前後足回りはオリジナルリフトアップコイルで約1.5インチ上げる。街乗りでも違和感ナシのセッティングとなっている!詳細はこちら!


>>外装のカラーに合わせたおしゃれなシートカバーもポイント。同じ素材で内装トリムの張替えなどをプラスするのもおすすめだ。



>>マークル代表「ライトエースの一番の魅力は小回りの効くサイズ感ですかね。さらにはセンターデフロック機構が付いたフルタイム4WDシステムを持つ足回りも魅力のひとつで、4駆テイストが詰まったアウトドアカスタムが楽しめるベース車だと思います」


初出:カスタムCAR 2020年1月号 Vol.495

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

Base Car:2011年型 ライトエース・バンGL(4WD)
協力:マークル

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PHOTO & TEXT / ノグチケイスケ

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