絵理菜丸 15年進化し続けるハンドメイドツーデフヘッド

豪快に天に向かう煙突マフラーと踊り場からリアフェンダーまでを縞鋼板で仕上げ、サイド&リアセクションも見事な出来映えだ。

       


約15年に渡り、このツーデフプロフィアをドライブする。所属する会社の社長もアート好きということで、自由に飾りを楽しんでいる。15年間休むことなくリメイクを続けてきており、アートはまさにオーナーのライフワークと言えるだろう。

トップを飾るシートキャリアは、ハンドメイド作品。今回はベースのシートキャリアに、パンチングステンレスと角パイプで最上段をプラス。さらに9発のストロボライトをセットし、ナイトシーンもより魅力的な姿へとグレードアップしている。

そして、最大の見どころといえるのが、フロントバンパーのスタイルチェンジだ。以前はラッセル戻しだったものを、舟型へとリメイク。サイドパートのみ流用し、それ以外の部分は丸ごと作り換えた。バンパー上段に3発ずつ並ぶ深掘りにはウインカーをセットし、アンドン類はパンチングステンレスでカバー。ハンドメイドらしい、オリジナリティあふれるディテールを誇っている。

さらにバスマークアンドンと安全窓アンドンは息子さんが製作を担当。親子2代でハンドメイドアートを楽しんでいる。まだまだ進化を遂げる絵理菜丸。そのアートの終着点は、まだ当分先のことになりそうだ。

【写真6点】自由に飾りを楽しむハンドメイドアート。

カミオン2013年4月号トップアートをもとに再構成

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