大和 斬新パーツを過積載するデコダンプ

サイドバンパー、アオリ、サイドレールなどに6角形のアレンジを施したサイドセクションがオリジナリティ満点。

       



大型ダンプ・大和は、豪快フォルムで迫力&存在感をアピールする注目車だ。量感と独創性を兼ね備えた光溶接製のパーツ群は、個性的かつ見応え満点。なかでも、新幹線ルックな可動式バンパーは「戦艦大和をイメージしました」というご自慢の逸品。鋭利なサイドスリットもさることながら、前面に収めた8角テールやS13シルビア用ヘッドライトも見どころだ。

また、キャブトップに装着したバイザーは、前面に筒出しステンレスを多投。上方左右に搭載した8角キャブロケットや丸棒菱チップをあしらったミラーステーとの相性も抜群だ。「ロケットが主砲で、筒出しが機関銃のイメージです」という言葉通り、ここにも「戦艦大和」のコンセプトが貫かれている。 一方の荷台回りの目玉となるラッセル戻し風プロテクトップは、戻しスペースの内側に「菊」の抜き模様をあしらうなど、アクセント的なディテールメイクが秀逸。前方に組み合わせた煙突マフラーとのコンビネーションも秀逸だ。なお、「鏡面+縞鋼板」のサイドバンパーや角テール×15発を配したリア下回りも一見の価値アリ。今後はサイドバンパーのリメイクや電飾強化を予定している。

【写真6点】大型パーツ群で豪快フォルム。

カミオン2013年1月号トップアートをもとに再構成

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