讃岐丸 満艦飾の装いに磨きをかけて四国の雄が再登場!

話題の映画をモチーフとしたペイントから、伝統的な鳳凰のペイントにリニューアルしたリア。重厚な印象を与える秀作だ。

       


新進気鋭のペインターであるM’sカンパニーのデモカーとして、’05年に鮮烈なデビューを飾った四国の注目車が、各部をリメイクして3年ぶりの再登場となった。以前の面影を残しつつイメージチェンジさせたかったというオーナーの思惑どおり、みごとな進化っぷりをみせている。

今回のリメイクの目玉となっているのはキャブパートだ。まずはフルメッキのキャブを、コーナー部分を残してあえてペイントした。キャブ全体がメッキのシルバーから赤に変更されて、クルマの第一印象がガラリと変わっている。さらに、メッキを残したコーナー部分とドア下部に追加した抜き加工が施されたミラー板の効果で、華やかさをゲットしている。

キャブ前面上部では、ミラーステーを角おこしパイプ4本仕様に変更。3Dタイプのデザインがボリューム感をプラスしている。さらに角おこしパイプ製のハシゴを追加し、そのトップ部分に3連で装備された星型の筒出しが斬新なスタイルを演出。目立つパートに手を加えたことで、進化を強烈にアピールしている。

そして、フロントグリルはライトカバー一体型のワンオフオリジナルに変更。Y330用にスワップされたヘッドライトともに、フロントマスクのイメージを一新している。ヘッドライトサイドの6角形の抜き部分にはジュエリーランプ、ヘッドライトの周囲にはパイロットランプを追加して、ナイトシーンにおいてもパワーアップしている。

【写真6点】以前の面影を残しつつイメージチェンジ。

カミオン2009年1月号トップアートをもとに再構成

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