三代目不動丸 白塗りボディと個性派パーツが絶妙コラボした甲州の美麗ダンプ

プロテク背面に描いた「不動明王」の線画風ペイントは、後輩のタイガーさんが筆を執った力作だ。

       


国道20号線をメインルートに走るオーナーの愛車・三代目不動丸は、清潔感漂う白塗りボディにモダンルックな鏡面パーツを組み合わせたハイセンスな大型ダンプ。

キャブ周りには、アート工房YOUが手腕をふるった鏡面パーツを豪快にラインナップ。なかでも、工作精度に優れたキャデラックバンパーは、フロントセクションの目玉パーツ。フロントパネルを彩る弁当箱やグリルアンドンと同様に「黒地+白文字」で統一したバンパーアンドンも、出色のビューポイントだ。

また、キャブトップには、広い前面スペースを有する平型バイザーと、丸棒菱チップを多投したミラーステーをバランスよくコンビネーション。ミラーステーに備えたフラッグポールには、実際にクラブのフラッグ(旗)を採用。風になびくその様子は、漁船が掲げる「大漁旗」そのものである。

一方の荷台周りにも、重厚にして高品位なプロテクトップや、ボディ同色塗りで仕上げたサイドバンパー、15発の丸テールを配したリア下回りなど、個性的なビューポイントが目白押し。コボレーンシートと同系色でアオリに刻んだ“KING OF THE STREET”の欧文や、後輩(タイガーさん)が手腕をふるったというプロテク背面の線画風ペイント「不動明王」も、他車と一線を画すビジュアルをアピールしている。飾りのプランは枚挙にいとまがなく、今後はサイドバンパーを鏡面に変更する予定だという。

【写真6点】白塗りボディ×モダンルック。

カミオン2011年8月号トップアートをもとに再構成

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