愛州観光 斬新な鏡面パーツ&絢爛なイルミネーションの二刀流で勝負

バンパー中央の8発を含めて、リア下回りには丸型筒出しステンレス×18発を装着。

       


愛州観光は大胆なリメイクを経て現在に至る驚愕のフルアート車だ。大型鏡面パーツのディテールメイクに精緻を極めながらも、それでいてスマートさを失うことなく、絶妙なトータルバランスを獲得している。

厚さ57cmの可動式バンパーは、側面に星抜き処理をあしらったスリットを追加装着するなど、ビジュアルでの個性をアップデート。ニューファイターの顔面を移植したハンサムフェイスとの相性もバッチリだ。また、キャブトップにはヘビー級のシートキャリアや、菱抜きを多投した平型バイザー&ミラーステーなど、個性と完成度を兼ね備えた大型パーツ群を過積載。箱前面の左右に造作した縦型の巨大アンドンボックスも一体となり、周囲に圧倒的な存在感をアピールする。

一方の箱回りには、マインド美術室が手腕を振るった「桃次郎&金造」と「龍」(箱2面)、やまよしが手腕を振るった「宮﨑靖男関東み組終身名誉会長」(リア観音扉)が、アートファンの驚嘆を誘うほか、リア下回りを席巻する丸テール×18発も圧巻のビューポイント。マーカー、LED、蛍光灯を駆使した豪華なナイトシーンも一見の価値を有している。

【写真6点】大胆かつスマートなスタイル。

カミオン2012年10月号トップアートをもとに再構成

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