二代目薫丸 壮麗鏡面パーツ群&個性派ペイントで存在をアピール

「鯉の滝登り」を描いたリア観音画は、大胆な構図と躍動感あふれるタッチが魅力的。

       


2t平ボディの二代目薫丸は個性と迫力を兼ね備えたガンダム系のスタイルにこだわりながら飾り上げた見応え満点のフルアート車。ボディショップヤマモト製のワンオフ鏡面パーツ群とエアブラシ平山が筆を執った秀作ペイントで、独自スタイルを構築した注目のイベント仕様車だ。

ビッグスケールを誇るキャブロケットを筆頭に、左右に印象的なフラッグポールを備えたラッセル戻し、丸棒菱チップをあしらったミラーステーなど、キャブ周りには、モダンルックな鏡面パーツを豪快にラインナップ。フロントパネルを彩る肉厚なウイングマーク&V字風マーカーのコンビネーションも申し分なく、見る者の視線をクギ付けにする。

一方の荷台周りにも、シートキャリア風情をアピールするプロテクトップや独創性に富んだスリットデザインが目を引くサイドバンパー、弧を描くように配置した丸型筒出しテール×18発など、特筆すべき見どころが目白押し。エアブラシ平山の筆致が光る「龍」や「鯉の滝登り」のペイントも、一見の価値を有している。「次はケツブタ最上部に小型のロケットを装着したいと思います」とのこと。

【写真6点】極美なイベント仕様車。

カミオン2011年7月号トップアートをもとに再構成

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