竜愛丸 大型パーツと鮮烈カラーが目立つ南国テイスト漂う注目ダンプ

沖縄から関東へと活動の拠点を移して活躍を続けるオーナーが、キャンディレッドで全身を塗り上げてインパクトたっぷりに飾り上げた愛車は、オリジナリティあふれるアートっぷりで関東の地でも注目を浴びている。

       



豪快な装いを誇示するプロテクターは、最上段に15発のストロボライトを装備して、その下には内部にLEDを仕込んだ9発の筒出しを並べる。筒出しは張り出し量に変化を付け、オリジナリティに富んだフォルムをみせる。パトライトや大型メインアンドン、鏡面ステンレスのプレートが加えられ、みごたえあふれる仕上がりだ。

そして、抜群の存在感を放っているのが、電飾ボックス化が図られた極太のミラーステーだ。バイザーレスとしたことで、より一層その存在感が強調されている。側面には細かな菱抜き加工が施され、内部には電球が仕込まれているため、色とりどりの光を放ちナイトシーンでは観る者を魅了する。

ボディ同色で塗装されたフロントバンパーにも要注目だ。シャープなフォルムが特徴的な新幹線バンパーは、両コーナー部に縦3発のストロボライトを内蔵。左右上段の3連ランプは、ウインカーとして機能する。側面には鏡面ステンレスでこしらえられたスリットを追加して、シャープさを倍増しているあたりもさすがだ。

ほかにもプロテクター背面のペイントやカラフルなアンドンを仕込んだサイドバンパー、沖縄らしい豊平パンチングステンレス製の泥除けなど、みどころは盛りだくさん。今後はフロントバンパーの変更やロケットの追加など、さらなるアートアップを計画中という。沖縄生まれ関東育ちのアートダンプの快進撃は、まさにノンストップだ。

【写真7点】華やかな南国テイスト。

カミオン2008年11月号トップアートをもとに再構成

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