サロンバス 製造台数わずか3台のクイーン3を理想のサロンバスに仕上げている 三菱ふそうエアロクイーン3

運転席脇の階段を上がるとバーカウンター風のサービスボックスが乗客を出迎える。

       


ハンドメイドで換装された2列回転サロンシートは鮮やかなエリモレッドで美しく仕上げられている。白系統の大理石調テーブルとシートが紅白でサロン部分を華やかに演出する。天井にはゴールドキング製長方形シャンデリア、各柱にはエスライト製ブラケットが飾られる。

大阪府で運送業を営むオーナーの愛車は、ゴールドが鮮やかな三菱ふそうエアロクイーン3。一見するとエアロクイーン2に外観は似ているが、クイーン3は客室と運転席が完全に分かれるUFC(アンダーフロアコックピット)車だ。

製造台数が少ないクイーン3の中でも中間扉付きは国内製造台数がわずか3台という超希少車で、エアロクイーンMVを所有していたオーナーが思わず購入してしまったのもうなずける。

その希少車を手にすると自分の理想を形にすべく各柱や扉付近へのシャンデリアの追加、各シートの交換やレイアウト変更などの作業が行われた。ある程度は形になったものの、内外装含めて自身の理想への追求はまだまだ続くようでさらなる進化に期待したい。

サロンバスライフ(2022年5月1日発行)をもとに再構成

各所の写真4枚

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