小樽 石原裕次郎記念館は、惜しまれつつも2017年8月に閉館となった。本記事は閉館前の2016年に取材されたものとなる。石原裕次郎さんが幼少期に過ごした小樽の地に構えられたその記念館の記憶をここに留めておきたい。
【小樽 石原裕次郎記念館バーチャルツアー Vol.2】
【1】から続く 1991年7月に開設したこの記念館は、まさに裕次郎さんのすべてが詰まっていると言っても過言ではない。1階部分は俳優や歌手として活躍した裕次郎さんの功績と足跡を紹介。2階に進むと、そこには裕次郎さんのプライベートな空間が広がっている。その詳細は下をご覧いただきたいが、ここに展示されているのは裕次郎さんが所有した、愛用した本物。なかには小学生、中学生時代のもの(書道や絵画)もあり、「お母様の光子さんがすべて残していたんですよ」と同館営業部長の夏伐亮一さんは話してくれた。
>> 【画像38枚】各部屋をつなぐ通路にはパネルやモニターが展示され、裕次郎さんの活躍を紹介されていた>> コンテッサⅢでレースに出るために用意された品々。しかし、映画撮影のためレース出走はかなわなかった。
>> 裕次郎さんは海を愛したことでも有名。これは横浜の岡本造船所で造られた愛艇コンテッサⅢ。ハワイから運ばれたもので、来館者を出迎える。
>> 世界的に希少なメルセデス・ベンツ300SLと、世界の高級車ロールス・ロイス・シルバーシャドウ。
>> ハワイで乗られていたというキャデラック・フリートウッドブロアム。
これら3台の愛車は、別ページにて詳しく紹介
メルセデス・ベンツ300SLロールス・ロイス・シルバーシャドウキャデラック・フリートウッドブロアム>> ハワイの別荘「ハレ・カイラニ(ハワイ語で天国の家)」のリビングルーム。
>> 成城のリビングルーム。多くの俳優が訪れたことだろう。
>> 展示ルームの最後は最愛の人、まき子夫人との想い出が飾られる。
【3】に続く初出:ハチマルヒーロー 2016年 9月号 vol.37
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
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