700kg台のボディで富士のストレートで250〜270km/hを狙う!|PB110 サニー エクセレント OS技研 TC16-C1 前編 Vol.2

TC24-B1Zのカムギアトレインではなく、TC16-C1は新たにチェーン駆動方式を開発。シンプルな構造ながら、信頼性、耐久性もポイントになる。

       

「軽量でパワフルなストリートカー」

6気筒のTC24-B1Zに続き、4気筒バージョンのTC16-C1の開発が進められているOS技研。
そのTC16-C1をサニーエクセレントに搭載し、クラシックカーレースに参戦するという。そのプロジェクトに迫ってみた! 

【PB110 サニー エクセレント 前編 Vol.2】
 
【1】から続く

 ベース車として岡崎会長が選んだのは、PB110サニーエクセレント。しかも、クーペじゃなくセダンだ。

「たまたま、エクセレント・セダンの売り物があったんじゃ。エンジンはL18型が載ってたから、それは使えんからハズしてもらって買うたんじゃ。クーペよりもセダンのほうがボディ剛性が高いし、値段も安いからええじゃろ(笑)」と岡崎会長。

 ボディのコンディションはまずまずだったことから、入手早々にボディ補強からスタート。ロールケージを組み込むのはもちろん、足回りやボディ各部のスポット増し、さらにモノコックにも補強を追加。ただし、ロールケージでガッチリと補強するわけではなく、外板で剛性を持たせる方針だ。そのほうが、ボディは強く、なおかつ軽く仕上がるそうだ。

「ボディは830kgだから、装備を外したら700kg台。ブルーバードより100kgくらい軽くできるはずじゃ。エンジンはL14型をベースに1940ccか2140ccで、10000rpmは回るから、富士のストレートでは250〜270km/hは出るじゃろ」と岡崎会長。

 ラップタイムは、1分55秒台を想定しているそうだ。ただし、レギュレーション的に、当時のレースで採用していた仕様じゃないといけないため、スポイラーや足回り、駆動系など、思うように変更できない部分があるとのこと。まずは、完成し、シェイクダウンで走る姿に期待しよう。


TC16-C1を搭載した、PB110サニーエクセレント・セダンなど【写真26枚】



岡崎会長はラジエーター用の開口部が小さいのが気になるらしく、対策を検討していた。





取材の際は、ラジエーターの取り付け用ステーを製作し、位置を調整していた。





軽量化のためにFRP製ボンネット、フロントフェンダー、オーバーフェンダー、ドア、フロントスポイラーなどを装着予定。



【3】に続く


初出:ノスタルジックスピード 2015年7月 Vol.007 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

PB110 サニー エクセレント(全4記事)

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photo : RYOTA-RAW SHIMIZU/清水良太郎

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